麗しの姫君

2006年10月21日 映画
そーいえば、東京国際映画祭が開幕しましたねー。

…って、別に私、
全然それ系の話題に詳しくないのですが、
どーやら、『武士の一分』ワールド・プレミアに、我らがタン・リー様もご出席なされたようで…☆

ぉぉ!!
これは麗しの姫君!!!
なんと、優雅で雅なご着物姿をご披露されていらっしゃることでしょう…!

本っ当―にお美しいですよね。

『ヒロインの檀れい』とか書かれているの見ると、
意味もなく、ドキッとしちゃうよ♪

いやぁーー、正しく、ヅカの誇り?の姫君ですな。

タン・リー様と少し縁ある友人に、
(映画)観に行ってあげてね♪って言われてるので、観に行かないと笑

…って、実は、ぶっちゃけた話、
私、タン・リー様の自筆サイン@my name入りを持ってたりするんですが、いや、これ、まぢ、我が家の至宝ですねっ!!><><

ちゃんと額縁に入れて、保存しないと、、、爆
(流石に裸のままじゃ失礼だわな。)

                              
それにしても、、、
まぢ、タン・リー様はお美しい。

流石、楊貴妃の再来!と中国の方々に絶賛されたことだけはあります。

ぃやーはやー、
やっぱり、ヅカ出身者が活躍しているのを見ると、嬉しいですよね♪

映画、拝見するのが楽しみです☆

ハウルの動く城

2006年7月21日 映画
                                                                                        

昨夜、民放で放映された、映画『ハウルの動く城』を鑑賞しました。

                                                                          
目的は、勿論、ゆぅひさん!!ではなく、ハウル(笑)
ゆぅひさん愛猫ハウルくん(ちゃん?)の命名の由来ともなったハウルのことが
気になっていたんですよ、密かにずっと。

いや、私、普段、あんまり映画とか観ない人間なんで。

好きなんですけど、気づいたらいつだって、観たい作品の上映が終わってるんですよね(笑)

スタジオジプリの作品っちゅーか、巨匠宮崎駿氏の作品も、
実は、あまり観たことがないので、よく知らない。

                                                                                  
知ってるの、『となりのトトロ』ぐらいだもんなー。


TSU○AYAのカード、無くしてから、
ほとんどレンタルもしてないし、映画に関しては、本当に疎い人間なんですが。

                                                                                               
『ハウルの動く城』めっちゃ良かったっす。感動しました。
                                                                                        

いや〜、歪みきった煩悩も洗われるわー。癒されるわー。
良いね!良いね!!!
…最後は、心の中で、号泣でしたよ、わたしゃ(笑)

                                                                                       
ってか、ハウルのキャラが好きv  彼、ナルシストだよね〜???(笑)
                                  

『僕、綺麗じゃなきゃ、ダメなんだ。』…みたいな?
                                                                             

美しいものと、醜いもの。
間違っているものと、正しいもの。

                                                                 
繊細で、傷つきやすくて、だけど、だれよりも純粋で、美しい魂の音色を持っているハウル。

                                                                                     
そんなハウルの、本質に気づき、守ってあげたくなるほど、恋しちゃう女の子ソフィー。

                                                                               
いや〜良いねぇ。
切なくて、恋しくて、ちょっぴり甘酸っぱくて、でも、世界の奥はとっても深くて。

                                                                
そして、その鮮やかな原色使い、色彩世界美にも、非常に魅入られました。

                                                           
素敵だにゃ★


なんか、久々に、純粋な乙女の気持ちで?、素直に入っていけたよ。

こういう良質なファンタジーって、
子どもの頃に、そして、大人になってからでも、
回り逢えると、貴重な心の財産になるし、魂が純化されるような感覚も味わえるよね。

こういうものが、日本で生み出され、世界に発信されている、というのも、誇れることだよね。

                                                                                        
宝塚歌劇も、ジプリ作品とはまた違うけれど、
永遠に、「少女の夢」の世界で、在り続けて欲しいんだけどなー。
                                                                                
どうなることやら…?!

                                                                 
それはそうと、
例のハウル、非常にゆぅひさん好みそぅなキャラだと思いましたわよ(笑)


だって、私も、超、彼、好みだったから(爆)

                                                                                        
いや〜、素晴らしいですねぇー。この映画。

                                 
今度、もう一回、じっくりと観てみようと思います。(録画したし)

                                                
今日はお休み。
昨夜までは、明日宝塚行こーかなあ。
逸翁デー興味あるしー等とぼんやり考えていたのだが、
朝起きてみたらすっかり昼で(爆)、何故だか行く気力もなかったのであっさり断念。
替わりに、妹に誘われて映画行って来ました。
何を観るとか全然決めてなかったのだが、
妹推薦の『ハリポタ』と『THE有頂天』は即却下(興味なし・笑)。
完全に私主導で、何となくこの作品を選んでみた。

『プルーフ・オブ・マイ・ライフ』

うん☆
肌触りが良い、というか、
私のフィーリングに合う感じで、純粋に魅入られました。
スコット・フィッツジェラルドじゃないけど、
人生にそっと寄り添っていてくれるような、そんなあたたかみと優しさが感じられる作品。
素朴な味わいというか、
無意味な派手さとか必要以上の過剰表現とかは全然なくて、
人間の本質…とまでは行かなくても、ハートにじんわりと染み渡ってくるような、
鉄筋コンクリートの高層マンションではなくて、
昔ながらの木造の家のような、ほっとするようなぬくもりに包まれる、そんな映画で。
とても余韻が美しかったです。

若さと、美しさと、天才的な数学者としての才能と──そのすべてに恵まれているのに、生きる気力を失ってしまったキャサリン。そのすべての原因は、最愛の父親の死。

―天才と讃えられた父がどんどん壊れていくのを私だけが見ていたー

ロバートは、キャサリンにとって、
最愛の”父親”であり、
理想の”数学者”であり、
何より、彼女にとっては、
唯一無二、”魂”を共有できる、そんな存在だったのだと思う。
天才ならではの”孤独”や”苦しみ”を、本当の意味で理解してくれるであろう唯一の存在。
ある意味、ロバートはキャサリンの鏡であり、
キャサリンはロバートの鏡である。
だから故、キャサリンは独りぼっちになった部屋の中で、ユメを見る。
正気と狂気の間でもがき苦しんでいたロバートの姿。
「研究を再開して欲しい」…キャサリンの願いはとうとう叶わぬまま。

「名だたる数学者がずっと昔から挑戦しているにもかかわらず、
             誰も成し遂げられなかった定理の証明を成し遂げてみせる」


ロバートの執念は、最期まで一瞬たりとも消えることはなかった。
最期まで、彼は数学を愛し、数学と生き、”天才数学者”として此処に確かに存在していた。
たとえどんどん壊れていっていたとしても….
キャサリンにとっては、
それは苦しみでもあり、一種の理想でもあり、微かな希望を抱いていたり…
だがしかし、その願いが叶うことはなかった。

ロバートが生涯を終えるその少し前、
キャサリンが遂に導き出した、これまで誰も成し遂げられなかった定理の証明。
そして、それは彼女にとっては、彼女自身に、
三年前のほんのひととき、
確かに「正気」だった天才数学者ロバートの”確かな存在”を証明したことにもなったのだ。

ロバート=キャサリン。

それはまた、父親と過ごした日々、『ブルーフ・オブ・マイ・ライフ』でもあった。 

―天才と讃えられた父がどんどん壊れていくのを私だけが見ていたー

都合の良いように人は天才を讃賛し、都合の良いように人は天才を見捨てる。

”真実”を見定めることができない、不条理な世の中。

ここにあるのは、”真実”の愛と、”真実”の生きる叫びだ。

………………………………………………

最初から、
私の心は、キャサリンの”孤独”に共鳴してした。
尤も、私には、そんな才能も、美貌も、持ち合わせてはいないけれど、
だけど、本質はそんなところにあるんじゃなくて、もっと深いところにあるんじゃないかって。
人間って、
いわゆる天才も普通のヒトも、みんなひとりぼっちで孤独な生き物だと私は思うのね。
強がっていても、それは隠せない。
何かね、心に響いたの。
何なんだろうね、この切なさ。
キラキラと湖を照らす光の雫のような美しくも静かな余韻。

『プルーフ・オブ・マイ・ライフ』

ささやかだけど、”形”じゃない”ハート”の「幸せ」をいっぱいもらった、そんな映画でした。

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