永遠の憧れ@明智小五郎の事件簿
2007年2月11日 花組 確かに、
江戸川乱歩原作の黒蜥蜴も、少女性を秘めていると思う。
大胆不敵な微笑み、
華麗たる犯行の数々、
美しいモノへの執拗なまでの執着ぶりと、美に対する永遠の憧れ。
そこには、拙い幼さと、純粋なまでの残虐性を、痛いほど感じるから。
だけど、それは、
黒蜥蜴が黒蜥蜴であってこそ、初めて成り立つモノでもあるのだ。
外見は、成熟した女性。
妖艶な艶めかしさ。
それは、瞳をギラつかせた獣たちが、
欲情をムラムラと燃え上がらせて、
今にも女に向かって、物凄い勢いで突進してきそうなほど。
だけど、黒蜥蜴は、微動だにしない。
そこに立っているだけで、男たちを皆、跪かせることのできる、闇の女王様。
その威圧感。
神々しいまでの気高さ。
そこに居るのは、黒蜥蜴というヴェールに、少女の魂を封印した独りの悲しい女。
その女の瞳は、いつだって悲しい。
剛情な仮面の下で、泣いている。
女は、求めているのだ。
永遠の愛を求め、孤独という名の闇の中で、独り、切望しているのだ。
私は、原作を読んで、
黒蜥蜴という女に、そんな悲しみの宝石を、感じた。
そして、今回の花組公演『明智小五郎の事件簿』。
えっとね。
何て言ったら良いんでしょうか??
既に、フォローのしようがないんですけれど汗
何かが激しく盛大に間違っているような気がするのは、私の気のせいなのでしょうか??
あのさ、
少女が少女性を表現したって、それって、全然意味ないと思うんですけど!?
ゃ、確かにさ、
彩音ちゃんのせいだけでは、ないけどさ…
(←でも、かなり彩音ちゃんの演技って、…だったりするのかな?実は?)
っつか、そもそも、キムシンの描く黒蜥蜴像自体に問題ある気もするんだけどさ、
なんかさ、
少女漫画の少女風味で、黒蜥蜴が黒蜥蜴としてなっていないように見えるのよ。
いっそ、外見は冷酷なおたかい女で、
弱みを曝け出すのは、ヒトリのとき、あるいは、ふとした瞬間に潤ちゃんに、
そして、最後、(原作で言うと)追い詰められて自害しようと毒を呑み、そこに入って来た明智小五郎に抱かれて、そのとき、だけとかなら、素敵なんだけれども、
売店の親父爆の前で、「少女」を曝け出すのは、如何なものなのかなぁ?
松公の前で、明智への秘めた愛を語り始めるのは、如何なものなのかなぁ?
何故に黒蜥蜴、髭もじゃもじゃの親父にそんなに弱い?大爆
ゃ、どっちも、明智の扮装なんですがね、
やっぱり、不自然だし、意味分からないし、おかしいよ。
…ってか、それじゃ、あまりに警戒心がなさすぎるよね^^;
と、ツッコミまくっておきながらなんですが汗
冒頭の、彩音たんに弄ばれる男ゆうくんには、無性にときめきました。
あまりに潔いヒゲヅラゆうくん、その名も潤ちゃん。
ってか、もしかしなくても、全編通じて、あそこが一番、彩音ちゃん、黒蜥蜴っぽかったかもしれない大爆
ゃ、彩音ちゃん、頑張ってましたよ。
奮闘していましたよ。
一人称『ぼく』とか、最高に素敵だったし(!)
だけど、ちょっとまだまだいっぱいいっぱいだったかな。
とゆーか、背伸びしても手の届かないところに、黒蜥蜴は居ると思うのですが。
というわけで、キムシンへの恨みは続く。(ぇ?)
江戸川乱歩原作の黒蜥蜴も、少女性を秘めていると思う。
大胆不敵な微笑み、
華麗たる犯行の数々、
美しいモノへの執拗なまでの執着ぶりと、美に対する永遠の憧れ。
そこには、拙い幼さと、純粋なまでの残虐性を、痛いほど感じるから。
だけど、それは、
黒蜥蜴が黒蜥蜴であってこそ、初めて成り立つモノでもあるのだ。
外見は、成熟した女性。
妖艶な艶めかしさ。
それは、瞳をギラつかせた獣たちが、
欲情をムラムラと燃え上がらせて、
今にも女に向かって、物凄い勢いで突進してきそうなほど。
だけど、黒蜥蜴は、微動だにしない。
そこに立っているだけで、男たちを皆、跪かせることのできる、闇の女王様。
その威圧感。
神々しいまでの気高さ。
そこに居るのは、黒蜥蜴というヴェールに、少女の魂を封印した独りの悲しい女。
その女の瞳は、いつだって悲しい。
剛情な仮面の下で、泣いている。
女は、求めているのだ。
永遠の愛を求め、孤独という名の闇の中で、独り、切望しているのだ。
私は、原作を読んで、
黒蜥蜴という女に、そんな悲しみの宝石を、感じた。
そして、今回の花組公演『明智小五郎の事件簿』。
えっとね。
何て言ったら良いんでしょうか??
既に、フォローのしようがないんですけれど汗
何かが激しく盛大に間違っているような気がするのは、私の気のせいなのでしょうか??
あのさ、
少女が少女性を表現したって、それって、全然意味ないと思うんですけど!?
ゃ、確かにさ、
彩音ちゃんのせいだけでは、ないけどさ…
(←でも、かなり彩音ちゃんの演技って、…だったりするのかな?実は?)
っつか、そもそも、キムシンの描く黒蜥蜴像自体に問題ある気もするんだけどさ、
なんかさ、
少女漫画の少女風味で、黒蜥蜴が黒蜥蜴としてなっていないように見えるのよ。
いっそ、外見は冷酷なおたかい女で、
弱みを曝け出すのは、ヒトリのとき、あるいは、ふとした瞬間に潤ちゃんに、
そして、最後、(原作で言うと)追い詰められて自害しようと毒を呑み、そこに入って来た明智小五郎に抱かれて、そのとき、だけとかなら、素敵なんだけれども、
売店の親父爆の前で、「少女」を曝け出すのは、如何なものなのかなぁ?
松公の前で、明智への秘めた愛を語り始めるのは、如何なものなのかなぁ?
何故に黒蜥蜴、髭もじゃもじゃの親父にそんなに弱い?大爆
ゃ、どっちも、明智の扮装なんですがね、
やっぱり、不自然だし、意味分からないし、おかしいよ。
…ってか、それじゃ、あまりに警戒心がなさすぎるよね^^;
と、ツッコミまくっておきながらなんですが汗
冒頭の、彩音たんに弄ばれる男ゆうくんには、無性にときめきました。
あまりに潔いヒゲヅラゆうくん、その名も潤ちゃん。
ってか、もしかしなくても、全編通じて、あそこが一番、彩音ちゃん、黒蜥蜴っぽかったかもしれない大爆
ゃ、彩音ちゃん、頑張ってましたよ。
奮闘していましたよ。
一人称『ぼく』とか、最高に素敵だったし(!)
だけど、ちょっとまだまだいっぱいいっぱいだったかな。
とゆーか、背伸びしても手の届かないところに、黒蜥蜴は居ると思うのですが。
というわけで、キムシンへの恨みは続く。(ぇ?)
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