轟&瞳の慟哭の熱演。
 そして、最後は、轟盛遠のソロ銀橋渡り。

 …とはいえども、私と来たら、麗しき姫の和物化粧、桜の如き美しさ、何より、その魂奪われる熱演に心奪われていたので、未だ幻想と酔いが醒めやまず。
 そんな夢うつつ状態の意識のまま、目はぼんやりと宙を彷徨っていたならば(@轟様は銀橋渡り中ですよ爆)、そのまま、緞帳がするすると下り、客電が点き始め…

       
 ぇ?ここで一旦、休憩ですか!?

        
 一瞬、キョトンとし、ついで、我にかえる。
 そして、すごい勢いで飛び出し、ソファにて、プログラム片手に持参のパンを喰す。

 …って、自分のことはどうでもいいが、それにしても、休憩みじけー。(小休憩なんだから、当たり前です。)

 で、私、きちんとプログラムに目を通してなかったら、知らなかったんだけど、第二部は、OGたちによる逸翁先生の想い出を語ろうコーナーでございました。

 一瞬、なら、あのままソファで休んでよかった…と思ったのは、内緒。(ってか、それ、ゲストの皆さんに失礼ですから。)

 でも、思ったよりも楽しめましたわよ、ぇぇ、お世辞ではなく。少なくとも、『夢のメモランダム』よりかは…爆

         
 まずは、ツレさんによる♪セ・マニフィーク♪
 
 このヒトって、宝塚の男役になるために生まれてきたんだと思います。(真顔で)

 なんで、こんなにも変わらないんだ!?
 何十年経っても、変わらないんだ?
 
 ゃ、私、当然ながら、このヒトの在団時代は、この世に生を受けてもいなかったわけですが、でも、これでも、現役時代の彼(彼女)を、BSかなんかで観たことあるのよ。

 ほんとにこのまんま。

 濃いのなんのって。客席イジリが上手いのなんのって。

 彼女も彼女なら、多分、ファンもファンなんだろうな笑
 いやー、熱狂的なのは多いに結構。
 もしかしたら、彼女は、元祖 星組のトップスターなのかもしれませんね。(をいっ!)(っつか、歴史はもっと長いから。)

 でも、だからなのか、何なのか、
 次に安和さんが登場された瞬間、何だか、ほっとしたような気持ちになりました(?)。

 わー白い王子さまだよーーー貴公子だよーーー!!!(愛)

                         
 たとえるなら、瞳子さんの後に、かしちゃんをみるよーなものでしょーか?
 (>喩える基準が間違っている。)
 (>よーするに、どっちも大好物だってことです。)(ハイ?)

 そうするうちに、お二人のトークとなり(@ちなみに、常にツレさんが攻め安奈さんが受。)、ツレさんが締めたところで、お二人で、♪愛の宝石♪

 ああ、豪華だ。
 特に、年配のファンの方々にとっては、非常に価値の高いものだったのでは?
 
 それにしても、あまりにも持ち味が正反対の二人がWトップだっただなんて、昔は、今とは比べものにならないほど、もっとギラギラマニアックな世界だったんだろうな、きっと、宝塚歌劇団って。 

 で、我らが英真組長のつなぎのあと、
 次は、真琴つばさ氏。

 …って、出て来た瞬間、思わずビックリ、度肝を抜かれましたよ。

 何なの?燃えさかる情欲の赤い炎の翼の羽ばたきの如く、その派手すぎるひらひらのゴージャスな自前衣装は…

 だって、赤ブーツですよ。

 本人曰く、「迷ったけれど、月組の子たちが、これにしろ!って言うものだから…」と。
                   
 でも、素顔でも普通に違和感ありませんでした。
  
                 
 ハイ、マミさん、素敵すぎです。

 『間奏でやることないので、手拍子よろしくお願いしまーーすっ!』と、ゆる〜りと軽々客席に向かって言ってのけるマミさん、派手な衣装に、それが許されるのが、マミクオリティなんでしょうね、きっと。

 何しろ、安奈淳と安寿ミラの名前、言い間違えるし。(大爆)

 ゃ、あまりに失態が派手すぎて、わたしゃ、これはてっきり彼女なりの冗談のつもりなのかと思いましたわよ。…はて、真意は如何に?

 客席、大爆笑。
 ぁぁ、腹、いてぇーーーー!!!(抱腹絶笑)

 ミラさんがご登場されても 
 もうね、それが尾を引いて、尾を引いて、そわそわと落ち着かぬ客席爆

 そんな状態でも、それをものともせず、至ってクールにキザりあげる安寿ミラさん、貴女が素敵すぎです。

 トークも至って、クールに質素。
 
 ゃー、大人だわ〜素敵だわ〜〜と、他人事の如く、感心してみたり。

                         
 ところでね、
 私のさららファンの知り合いに、元けあきさんファンの方がいらっしゃったんですよ。
 唐突に。

 私、今回、生まれて初めてけあきさんを拝見したんですが、
 あれだよ、なんで、けあきさんが好きで、さららんを好きになったのか、すごいよく分かった笑

                     
 あの場と空気を弁えない怒涛の自分語りマシンガントーク、物凄い迫力がございました。

                     
 まぢ、凄かった笑
 「…って、長くなってしまいましたが」で、やっと締るのかと思ったら、
 なんと、そこからまたまた話が拡がって、出てくるプチネタはとりとめがつきません。

 でも、私、好きだわ。こーゆーヒト。美辞麗句を並びたてられるより、自分の言葉でそれを表現できるヒトが、好き。

                
 日向薫さんは、この人も物凄い圧倒感というか、どっしりとした重みある存在感。
 ナツメさんは、シャープでカッコイイ女性といった感じ。
 どちらも、素敵です。

 んで、ここまではまだ良かった。
 たとえ、その時代を知らないとしても(たとえじゃなくて本当にだけれども)、愉しめた。

 …が、そこからが、とてつもなく長かったんだよ。。。

 ここにきて、大御所登場ですか、そーでつか。あ、そーでつか。

               
 下手から出てきたのは、現バリバリの政治家@扇千景さんと深緑夏代さん、そして、仕切り役としてハッチ組長。

 ってか、延々と逸翁先生の想い出語り、しかも自己中な感じの、一方的語り。
 はっきり言って、客席は皆、おざなりですよ。

 だって、時代も時間も場所も情景も、分からないんだもん。
 頭の中の想い出を語られても、そんなんこっちは知らないちゅーの、っつか、別に興味ないし爆

 ぶっちゃけ、結局は自慢話?のよーに聞こえて、ちょい不快。

 しかも、長いし爆

 まぢ、座り込もうかと思いましたよ。
 んで、深緑さんにしても、活躍されていた時代が時代なだけに………ねぇ…..?(誰に聞いてる)

 帰宅して、祖母に聞いたら、昔、プリマドンナだったんだって!(ヘェーヘェー10000個)

 へぇ、そうなんだ!…って、別にどうでもいいし。興味ないし。
 っつか、男役だと思ってましたよ、声、低いし。
 どちらにせよ、現在80代後半の祖母が若かりし乙女の頃にスターさんだった方なのだそうですから、…っつか、お話されているとき、場の空気を顧みない?マイペース応答ぶりに、大丈夫ですか??ってこっそり思っていたのは内緒。

 でも、確かにキーは物凄く低かったが、歌い始めると、スターオーラというか、やはり凡人とは違うモノを感じて、感心いたしました。
 やっぱり、スターというのは、凄い存在なのね。

 でも、扇さんが歌わなかったことに、物凄く安堵したんですけどね。大爆
           
 でも、それより何より、
 大御所相手に、流石に太刀打ちできずに、困り果てたように相槌打ちつつ、進行と時間の経過具合を心配している様子の、ちょい挙動不審のハッチ先輩が素敵すぎて笑、ツボリましたがな。

 そんなこんなで、やっと終わった第二部。
 結果的に、ここでの時間オーバーが、押して押しての元凶になったのは間違いないでしょうね笑 流石、OGパワーは絶大だわ。

 とゆーわけで、お次は第三部、楽しいショータイムに続きます。

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