語ろうにも、
 どうにもこうにも、浅すぎて、
 掘り込みようのない植爺コメディ『パリの空よりも高く』

 起承転結の『結』の部分が、 あまりの短く、また、無理に色々詰め込もうとするから、まとまりがなくなっているんだね、きっと。

 かなり、強引とゆーか、なんというか。

 そもそも、いつからアルマンドとミミは両想い?になったのか、だとか、
 いつ、ジョルジュはミミに振られたのか、だとか、
 問い詰めると、キリがない。

 ゃ、だって、考えると、
 ミミって、結構、「良い顔しぃ」じゃない?

 確かに、ジョルジュのことは、
 「軽い男」って感じで、あんまり相手にしていないとゆーか、
 結構、つれなく扱っている(=仕方なく話に付き合ってる)って感じだけどさ、
 ギスターブとは、なかなか良い感じだったじゃん!?
 まんざらでもないっちゅーか、気のあるそぶり、見せたりしちゃってたよね?ミミちゃん。

 ギスターブくんも、
 ずっとひそかに片想いしていた可愛い女の子ミミちゃんにさ、 
 ようやく勇気を出して、頑張って告白してさ、あれじゃ、勘違いしちゃうよね笑

 ミミちゃんも、ぼくのこと、好きでいてくれているんだ、みたいな。

 お姉ちゃんの幸せを一番に願っているおとーとくんも、
 ギスターブくんには好感持っていて、
 お花を束ねて、プレゼントしちゃったりもしてくれて。

 でも、なに?
 ミミは、本気じゃあなかったの?
 私には、彼女は、実は計算高い女のように見受けられるんですが。

 ウブなギスターブくんの、
 嬉しそーな表情見て、楽しんでいただけ?弄んでいただけ?
 
 …って言い方はあまりにひどすぎだけど笑、
 ぶっちゃけ、ギスターブくんに対して、恋心は抱いてないよね?
 敢えていうなら、世界一の塔を建てたいという彼の大きな夢に、恋してる?笑
 
 ミミにとっては、友情以上恋愛未満だったと思うんだけどなー、ギスターブの存在って。

 だから、気のあるそぶりを見せたのは、同情とお試し半分?

 …とゆーより、ギスターブに限らず、
 所詮、ただの一介の小さな町の花売り娘に過ぎないミミが、
 こんな素敵な男性三人から、同時に愛され、好かれる理由が、私には今ひとつよく分からない。

 そんなに、ミミって魅力的か?

 いや、確かに、パッと見、素朴な感じで可愛らしいし、
 健気だし(←決して、裕福な家の子どもじゃあないよね。弟と二人、こーして生活を支えているわけなんだから。)、おじいさんとか、子どもたちとか、誰からも好かれそうな感じだし。

 でも、普通だよね。いたって、平凡な感じよね。

 その普通さが、男にとっては良いのかもしれないけれど、
 なんだかなー。
 ぶっちゃけ、ここまで男の人に好かれる理由が、私には分かりません。
 
 …っつか、 結局、アルマンドにもギスターブにも、本気じゃなかったように受け取れるんですが?

 最後、泣いて別れても、
 明日にはきっと、街角で、普通に笑顔でお花売って歩いているんだろうなーみたいな爆
 
 だって、新たに、素敵な紳士が現れてくれるかもしれないし。

 そう、ミミはきっと、「あしながおじさん」に憧れているんですよ。
 だから、ある意味、等身大なヒロインだとも思う。

 でも、だからこそ、演じるのは難しいだろうなぁ。
 造りすぎると、ブリッコになってしまうし、自然体は、「造る」ことはできないから。
 そういう意味で、かなみちゃんは達者だからこそ、むにゃむにゃむにゃむにゃ…(言葉濁し)。

 ま、相手が、これまたアルマンドというお調子者の軽い男だもので、
 更に、ミミが、ちょっと軽い感じに見えてしまうってことも、あるのかもしれませんが。

 ちなみに、「お調子者の軽い男」って、別にセナさんのことを言っているのではありません。
 あくまで、アルマンドのキャラから受けた印象です。
 誠実な面も、確かに持ち合わせているとは思うけれど、所詮、ペテン師だしな〜^^;

 悪人とゆーよりは善人のよーな気もするけれど、
 ちょっとの金でも盗み出していること自体、それって、立派な窃盗罪ですから〜爆

 みな、認めちゃダメっしょ?笑

 …っつか、みなで二人を崇めてどーする?

 と、唐突に、オチについての不満を持ち出したところで、
 今夜はお開きとしましょーか。

 ミミちゃんについて、結局何なんだ!?って感じですが笑、
 何だかんだいって、これはもしや、ジェラシーという名の勝手な嫉妬なのかもしれませんね。

 いや、そんなことは、多分ないと思う。

 ちなみに、私がミミちゃんなら、アルマンドに惚れる理由も分かるような気もしなくはありませんよ?念のため。

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