ところで、リチャードの後輩:医者の卵ちゃんたちも、パメラの後輩:可愛い子看護婦ちゃん(女医?)たちも、皆、リチャード先生の研究内容、その実態を把握しているのに、何故、パメラ一人、何も知らないのでしょう?

 不思議だよね。

 だって、知性溢れるその端正な美貌、洗練された話し方、見掛け的には、エリートバリバリ若手の実力派精神科医、デキル女風なんだよ。

 これって、何か、矛盾してない!?

 何?何??貴女、本当に何も知らなかったの?
 せめて、今まで、少しでも疑問を抱いたこと、なかったの???
 
 何か、可笑しくない!?

 …っつか、彼女の周りにいる人たち、もしかして、皆、グルだったの???


 海馬の帝王@リチャードまっつ医師率いる、巨大な宗教団体!!爆
テーマカラーは白。合言葉は、『一緒に世界を征服しよう。』


                                    
 怖い!怖いよーーーブルブル。

 集団隠匿罪。もしかして、それがあの真実?

            
 でも、それでも何で?彼女だけが、何も知らされていなかったの???

 正義感の強いパメラが、その事実を知っちゃうと、警察に通報されると思った?
 それとも、異端児を一人、入れたかった?
 それとも、根拠のない自信が確信に変わったとき、海馬帝国の王妃の座を、与えようと思っていたの?

 マッドサイエンティスト、リチャードまっつ教授。

 でもさ、それで全て辻褄は合うけれど、(そうか?)
 んじゃ、何で、パメラはこの病院を志望したのでしょう???

 評判が良かったから?
 給料が高かったから?
 それとも…

 んで、私、思ったのです!!!
 そうだ、ここは敢えて、斜め45度のところから、この物語を眺めてみようと。

 だって、そうでもしなきゃ、(私的に)面白くならないから爆

                  
 そう、実はパメラ、彼女こそが、
 国家規模の秘密組織(秘密警察)S<仮名>から送り込まれた女スパイだったの。


                    
 地下の、育成学校を優秀な成績で卒業して、将来を渇望される若きエリート美女スパイ。

 そして、彼女は、ボス(上司)から直に指令を受けた。

 サン・ルカ医科大学付属病院。
 あそこで、どうやら巨大な極秘プロジェクトが進められているらしい。
 場合によれば、国家間の戦争にも発展する恐れのある、また、その気になれば世界を征服できるかもしれない、そのプロジェクトの全貌を、君の実力で暴いてきてほしい。
 ファイルを盗み出すのだ!

 こうして、こちらも壮大なプロジェクトが幕を開けた。

 パメラは、医科大学を優秀な成績で卒業。
 国の推薦で(←これも、当然仕組まれたもの)、国内でも、その最先端の医療設備と、優秀な医師がそろっていることで評判高い、サン・ルカ病院に、籍を置くことを許される。

 元々、飛びぬけて頭も良く、人一倍努力家なパメラは、すぐに一目置かれ、上司であり、有名な脳神経のリチャード医学博士の管轄下で、今では、手術前や手術後のプレチェック(催眠療法の一種みたいな)や患者の精神的安定、体調管理などを任されるほどに。
 
 彼女が担当した初めての患者が、例のヘレン・スタイン。

 極度の精神的不安定&緊張で運ばれてきたへレン(記憶の一部を失っている)が、リチャードの施した治療―マイクロチップ手術―により、記憶を取り戻し、笑顔を取り戻した。

 女スパイといえども、人の子であり、それに、まだ若く、また、普通の人以上に"あたたかさ"に飢えているヘレンにとっては、手術の内容より、手術を受けたヘレンの幸せそうな表情に、満足してしまって、だから、「私、暴漢に襲われたの♪」とニコニコ嬉しそうに話し出すヘレンの様子に、特に疑問を感じず、リチャード先生たちと一緒に微笑ましげに眺めているのだ爆。

 …って、もしや、アレも演技???(には見えないのが、パメラの素直さであり真摯さだと私は思う。)

 とはいいつつも、彼女は頭の切れる女だ。
 自分の使命を、忘れちゃーいない。
 人がいないときを見計らって、研究室に忍び込み、膨大なファイルや資料の中から、極秘巨大プロジェクトに通じる、決め手たるものを、探し出そうとしている。

 だがしかし、それらの様子は全て、病院中の至る所に仕掛けられた監視カメラの中に、しっかりと捕えられていたのだ。

 地下にある、病院の者ですら、極限られた人しか存じない監視室(監視カメラに映し出される映像が、全て見れるようになっている。)で、夜中、明かりもつけず、真っ暗な部屋の中で、一人、ニヤリとほくそ笑むリチャードまっつ医師…

 パメラだけ、その手術の実態=巨大プロジェクトの中身を知らないのは、そのせい。
 要危険人物として、病院からもマークされているから。

 彼女は、焦りを感じ始めていた…。

     

 と、長くなるので、ここで一旦切る。
 …っつか、この先をまだ書いてないので、続きがどうなるか、あるいは、このままごまかすか爆、分からないけれど。

 まあ、気長に待ってくれ。

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