一種のカタルシス的な精神美的感覚の複雑構造@雪「タランテラ!」
2006年10月20日 雪組音をカマしているハマコを初めて見た。
雪組公演『タランテラ!』のお話。
いや、初見時はビックリしたのよ。
ぉ・ぉ・ぉいっ!ヲギー、男役にどのキーまで歌わせるつもりだよ??
で、ハマコのソプラノヴォイスにしびれた。
いや、その日は凄かったの。
何の違和感もなく、綺麗な美声が響き渡ってたの。
だから、驚きつつも感動したんだけど…。
こないだ、観に行ったとき、あろうことか、思い切りカマしてましてな。
なまじ、彼女が少し失敗を恐れつつ、
恐々歌っているのが、伝わるから、余計にハラハラしちゃう、みたいな。
あの、ハマコが、だよ?!
確かに、普通、男役ではありえないキーだものな。
特にあの曲、全体で一体どれだけ音域広いんだ?みたいな。
ヲギーが歌い手に求めるレベルは、本当、生半可なものじゃないのね。
女を演じる女性の力強いドスの効いた地声、
男を演じる女性の美しいソプラノ、
性の倒錯でつか!?
それによって、より世界が混沌としてくるとゆーか、
そのカオスが圧巻のヲギーワールドを生み出す秘訣の一つよね。
ところで、今回、私が思ったもう一つのこと。
雪組って、歌い手多いなー。
特に、娘役ちゃんね。
今回、一体、何人の子が活躍しているのやら?!
前回の「ドルチェ・ヴィータ」のときは、
シビさん以外、
しのぶさん、ゆいちゃん、まいまいぐらいだったのにさー。
男役さんも、ディアボロ姫が一手に担っていて、
あとは、確か、英真くみちょ、エンディぐらいだったのに。
それぞれ、声質が違って、持ち味も違って、
それが、異質な感じに、でも、見事に調和しているのが、物凄く心地良い。
たとえるならば、現代音楽みたいな。
一般的には、調和和音純和音がノーマルに美しい響きだけれども、
不協和音が汚いかっていったら、そうじゃなくて、その中にも美しい響きはたくさんあるの。
その美しさって、
単純なものでなくて、或る意味、複雑というか、
何とも云えない奥行きと深みがあって、非常に深淵な感じなの。
私の中で、ヲギーワールドって、そーゆーイメージなのかも。
歪んでいるけど美しい。美しいから歪んでいる。
矛盾しているけれど、一種のカタルシス的な精神美的感覚の複雑構造。
だから、私は好きだ。
…って、歌のことを話していたはずだったのに、気づけば、作品論?に爆
そう、そう!
私、これまでハマコの歌には、熱い!ウザイ!蒸し暑い!って感情しか持ったことないんですが(暴言)、今回初めて、肌がしびれるほど感動したんです。
ゃ、まぢで。
ハッ?!これももしや、ヲギーマジック???
そんなこんなで、
アイヨーコお姉さまの歌も、いつも以上に素敵に聞こえましたにゃ。
高音域はかなりヤバメだったが…爆
あ、それと面白かったといえば、壮!壮!!壮一帆!!
ゃ、なんで私には、彼女がヘタレに見えて仕方ないのでしょう?
ポップス風歌とか、アイドルスターっぽく?銀橋で一人キラッキラと歌っている姿を観ているだけで、なんか面白かったんですけど、、、
なんか、ダメ男ちゃん♪って感じで。(謎)(でも、誉め言葉でつぞ)
キムくんは、普通にアイドルだったけど笑
取り敢えず、今回は美穂女史に賛辞を送っときます。
(といきなり幕。)
雪組公演『タランテラ!』のお話。
いや、初見時はビックリしたのよ。
ぉ・ぉ・ぉいっ!ヲギー、男役にどのキーまで歌わせるつもりだよ??
で、ハマコのソプラノヴォイスにしびれた。
いや、その日は凄かったの。
何の違和感もなく、綺麗な美声が響き渡ってたの。
だから、驚きつつも感動したんだけど…。
こないだ、観に行ったとき、あろうことか、思い切りカマしてましてな。
なまじ、彼女が少し失敗を恐れつつ、
恐々歌っているのが、伝わるから、余計にハラハラしちゃう、みたいな。
あの、ハマコが、だよ?!
確かに、普通、男役ではありえないキーだものな。
特にあの曲、全体で一体どれだけ音域広いんだ?みたいな。
ヲギーが歌い手に求めるレベルは、本当、生半可なものじゃないのね。
女を演じる女性の力強いドスの効いた地声、
男を演じる女性の美しいソプラノ、
性の倒錯でつか!?
それによって、より世界が混沌としてくるとゆーか、
そのカオスが圧巻のヲギーワールドを生み出す秘訣の一つよね。
ところで、今回、私が思ったもう一つのこと。
雪組って、歌い手多いなー。
特に、娘役ちゃんね。
今回、一体、何人の子が活躍しているのやら?!
前回の「ドルチェ・ヴィータ」のときは、
シビさん以外、
しのぶさん、ゆいちゃん、まいまいぐらいだったのにさー。
男役さんも、ディアボロ姫が一手に担っていて、
あとは、確か、英真くみちょ、エンディぐらいだったのに。
それぞれ、声質が違って、持ち味も違って、
それが、異質な感じに、でも、見事に調和しているのが、物凄く心地良い。
たとえるならば、現代音楽みたいな。
一般的には、調和和音純和音がノーマルに美しい響きだけれども、
不協和音が汚いかっていったら、そうじゃなくて、その中にも美しい響きはたくさんあるの。
その美しさって、
単純なものでなくて、或る意味、複雑というか、
何とも云えない奥行きと深みがあって、非常に深淵な感じなの。
私の中で、ヲギーワールドって、そーゆーイメージなのかも。
歪んでいるけど美しい。美しいから歪んでいる。
矛盾しているけれど、一種のカタルシス的な精神美的感覚の複雑構造。
だから、私は好きだ。
…って、歌のことを話していたはずだったのに、気づけば、作品論?に爆
そう、そう!
私、これまでハマコの歌には、熱い!ウザイ!蒸し暑い!って感情しか持ったことないんですが(暴言)、今回初めて、肌がしびれるほど感動したんです。
ゃ、まぢで。
ハッ?!これももしや、ヲギーマジック???
そんなこんなで、
アイヨーコお姉さまの歌も、いつも以上に素敵に聞こえましたにゃ。
あ、それと面白かったといえば、壮!壮!!壮一帆!!
ゃ、なんで私には、彼女がヘタレに見えて仕方ないのでしょう?
ポップス風歌とか、アイドルスターっぽく?銀橋で一人キラッキラと歌っている姿を観ているだけで、なんか面白かったんですけど、、、
なんか、ダメ男ちゃん♪って感じで。(謎)(でも、誉め言葉でつぞ)
キムくんは、普通にアイドルだったけど笑
取り敢えず、今回は美穂女史に賛辞を送っときます。
(といきなり幕。)
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