信じるものは救われる@BAKXAI
2006年9月9日 月船さらら東京行って、良かった。
舞台を観れて、良かった。
一日だけだったけれど、
無理してでも、最後まで舞台を見届ければ良かった、と、
猛反省している自分も正直居るけれど、でも、これもまた運命。
バッカイ、大好き。
ギリシャ悲劇、大好き。
さららさん、大好き。
ベニサン・ピット、
まさに、"芝居小屋"って響きがピッタリな、宇宙空間。
素晴らしい劇場でした。
中も面白いの。
口で説明するのは、難しいんだけれど、
私が一番気に入ったのは、音や台詞の反響のしかたかな。
カランコロンが似合いそうな、独特の冷気とゆーか、無機質性があるの。
そこは一種、現実世界とは隔離された異質的空間的存在でね。
すげー雰囲気があった。
そこに、役者さんの熱と魂と吐息が注がれるの。
逃げることは赦されない。
舞台との闘い、客席との闘い、あるいは、自分自身との闘い。
思う存分、心行くまで自分と闘える居所だと思った。
もがき、苦しみ、
それでも、光が見えたときの達成感。
さららさんが、宝塚を辞めてまで、目指したかった道。
本当にやりたかったこと。
夢。
すごくよく分かる気がした。
何かを感じたんだよ。
いや、御本人以外に100%完全に理解できるはずはないけれどね。
私は、好き。
たとえ、茨の道を歩むことになろうとも、
もがき苦しむことになろうとも、
それでも、それらを恐れずに、この道を選んださららさんのことが、私は、好き。
そう思った。
改めて、そう強く思った。
正直、実際にこの瞳で触れるまでは、
不安やドキドキや緊張も、多々あったけれど、
それすら今は愛しいぐらいに…。
全くひるまずに立ち向かえたよ。
動揺しなかったよ。
客席から、しっかりと前を見据えて、さららさんを受け止められたんだ。
男役、とか、
女優、とか、
そうじゃなくて、
一人の人間として、一人の生身の人間として、息づく魂を感じたから。
そう、牛飼、として。
お芝居への情熱。
熱い魂。
すごく、自然体だったよ。
イキイキとしてて、水を得た魚のように、楽しそうに演じてて、
何より、瞳が輝いていた。
リアル→陶酔→狂気→(狂気の絶頂点まで達した後の静けさのような)からりとしたリアル
その表情の移行の仕方が…
体現表現が…
心象表現が…
たまらなく魅力的で、魂の奥から揺すぶられるようなモノを秘めていて。
すごく感動した。
感動なんて言葉じゃ、全てを表現しようがないほどの、モノ。だけれども。
すごく、好き。
うん、本当に、大好き。
バッカイも。ギリシャ悲劇も。さららさんも。
本当に、行って良かった。
無理してでも、逢いに行って良かった。
この舞台、最高の門出だよ。
出待ちもした。
さららさんに、直接想いを伝えられて、思わず涙が出そうになった。
さららさんから、あたたかい御言葉をいただけて、勇気と喜びと嬉しさで、胸は一杯だった。
不思議だね、この気持ち。
今日のこの日は、忘れない。
最高の贈り物。
素晴らしい舞台をありがとう!!!!
声を大にして、そう叫びたい!!!
そして、最後に…
さららさん、大好きです!!!!!!!!
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