東京行って、良かった。
舞台を観れて、良かった。

一日だけだったけれど、
無理してでも、最後まで舞台を見届ければ良かった、と、
猛反省している自分も正直居るけれど、でも、これもまた運命。

                                   
バッカイ、大好き。
ギリシャ悲劇、大好き。
さららさん、大好き。



ベニサン・ピット、
まさに、"芝居小屋"って響きがピッタリな、宇宙空間。
素晴らしい劇場でした。

中も面白いの。
口で説明するのは、難しいんだけれど、
私が一番気に入ったのは、音や台詞の反響のしかたかな。

カランコロンが似合いそうな、独特の冷気とゆーか、無機質性があるの。

そこは一種、現実世界とは隔離された異質的空間的存在でね。

すげー雰囲気があった。

そこに、役者さんの熱と魂と吐息が注がれるの。

逃げることは赦されない。
舞台との闘い、客席との闘い、あるいは、自分自身との闘い。

思う存分、心行くまで自分と闘える居所だと思った。
もがき、苦しみ、
それでも、光が見えたときの達成感。

さららさんが、宝塚を辞めてまで、目指したかった道。
本当にやりたかったこと。
夢。

すごくよく分かる気がした。
何かを感じたんだよ。

いや、御本人以外に100%完全に理解できるはずはないけれどね。

私は、好き。

たとえ、茨の道を歩むことになろうとも、
もがき苦しむことになろうとも、
それでも、それらを恐れずに、この道を選んださららさんのことが、私は、好き。

そう思った。
改めて、そう強く思った。

正直、実際にこの瞳で触れるまでは、
不安やドキドキや緊張も、多々あったけれど、
それすら今は愛しいぐらいに…。

全くひるまずに立ち向かえたよ。
動揺しなかったよ。

客席から、しっかりと前を見据えて、さららさんを受け止められたんだ。

男役、とか、
女優、とか、

そうじゃなくて、

一人の人間として、一人の生身の人間として、息づく魂を感じたから。

そう、牛飼、として。

お芝居への情熱。
熱い魂。

すごく、自然体だったよ。
イキイキとしてて、水を得た魚のように、楽しそうに演じてて、
何より、瞳が輝いていた。

                                             
リアル→陶酔→狂気→(狂気の絶頂点まで達した後の静けさのような)からりとしたリアル

                                                 
その表情の移行の仕方が…
体現表現が…
心象表現が…

たまらなく魅力的で、魂の奥から揺すぶられるようなモノを秘めていて。

すごく感動した。
感動なんて言葉じゃ、全てを表現しようがないほどの、モノ。だけれども。

                            
すごく、好き。
うん、本当に、大好き。

                                        
バッカイも。ギリシャ悲劇も。さららさんも。

                                             
本当に、行って良かった。
無理してでも、逢いに行って良かった。

                                                
この舞台、最高の門出だよ。
                                                          

出待ちもした。

さららさんに、直接想いを伝えられて、思わず涙が出そうになった。
さららさんから、あたたかい御言葉をいただけて、勇気と喜びと嬉しさで、胸は一杯だった。
不思議だね、この気持ち。

今日のこの日は、忘れない。
最高の贈り物。


素晴らしい舞台をありがとう!!!!


声を大にして、そう叫びたい!!!

そして、最後に…

                                    
さららさん、大好きです!!!!!!!!

                                                

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