えーーっと、
私は、朝ドラには全く興味ない。
真面目になって見たこともなければ、見たいと思ったこともない。

でも、一つだけ例外がある。
それが、「てるてる家族」。
まひるちゃんが出てるってのもあったけど、結局は"宝塚"につられて見てた。

文化祭のシーン、
冬ちゃんの相手役をやったのが、若かりし頃の和くんだったのね。

いや、今でも充分に若いけど(笑)
あのときは、まだピチピチで、乙女で、可愛らしい男の子だった和くんが…

っと、ときの流れに妙な感慨に耽ってしまった私。

                                         
はい。
『愛するには短すぎる』にて、
デイブ@女優志望ドリーの恋人役を演じております和涼華氏のお話でございます。

いや、今回の和くん、
宙組ではありえないほど良い扱いを受けていましてな。
もぉ、びっくりですよ、本当に。

しかも、すっごい大人の男性。
もしかすると、主要人物の中で、一番知的でクールで落ち着いているんじゃねーか?

すっごくカッコ良かった。
寧ろ、すずみん@マクニールがお子ちゃまに見えてしまったという…(トホホ)
いや、学年差4年もあるとは思えんわ^^;

硬派なのね。
その何ともいえない翳りが、良い感じなの。
持ち味的には、瞳子さんに通じるものも、あるような気がする、そんな感じ。

ある意味、耐え忍ぶ愛?
何となく、アンドレに通じるものも、あるような気がしたんだけれども。

                        
デイブ・キャシディ

女優志望ドリー@陽月華のマネージャーであり恋人。
ブレンダに対するデニスじゃないけど(@青い鳥を捜して)、
何だろー、それをもっとシリアス?にした感じ?
ドリーを女優として華やかに成功させるために、
女たらしで有名な某ブロードウェイプロデューサーへの色仕掛け作戦を、画策する。

一見、破天荒でわがままな今時の女の子って感じのドリーだけど、
本当は、もっとピュアで可愛らしい部分を持った、誰からも愛される女の子だと思うのね。
独りになるのが怖くて、ちょっぴり寂しがりやさんで。

デイブは、そんな彼女の本質に、惚れているんだ。
夢に向かって一途に健気な彼女の姿を、愛しているんだ。

すべては、彼女のために。

どんなに辛いことがあっても、僕は君を守ってやる。
君を見捨てて去って行ったりはしない。
そんな真摯な想い、信念を、その胸の中に秘めていて。

ドリーは、きっと彼の本質に気づいているんだな。
だからこそ、甘えられるというか、彼の言うことに素直に従えるというか。

いや、彼が仕組んだことは、決して良いこと、とはいえないかもしれないけれど。                                              
不思議に、反感湧かないのは、彼の本質があまりに純粋ゆえ。

そんな男に愛されて、ドリー幸せだよな。羨ましいよ。

…あの後、結末はどうなったのだろう?

オコーナーは、約束どおり、
秋の新作ミュージカルヒロインに、新進女優ドリーを起用したのか?
ドリーは、かねてからの念願の夢を叶えることができたのか?

それは、私には分からない。
だけど、本当の意味での「成功」はならなかったと思う。

だって、「偶然」は運だけれども、「計画通り」は作為=フェイクでしかないから。

特に芸能界なんてシビアな世界、
こうした計画性やズル賢さとかがないと出世できない、それが常識なのかもしれないけれど。

私は敢えて、↑こーゆー結末↑では終わって欲しくはないかなー。

もしかすると、本当に舞台は成功したのかもしれない。
ドリーは、シンデレラガールとして一躍脚光を浴びたのかもしれない。
次々と新作のオファーが舞い込み、スター階段を昇り始め…。

だけど、彼女は徐々に、心のズレを感じ始めるんだ。
確かに、女優として成功することは、ドリーにとって幼い頃からの夢。
夢は確かに手に入れたけど…
家には寝るためだけに帰るハードな生活、彼女は次第にどこかで虚しさを感じ始めるんだ。

何も言わずに、いつでも傍に居てくれるデイブ。
いつだって、自分の味方をしてくれるデイブ。

強がってはいるけど。夢への扉を開いてくれた彼の前では、決して弱音は吐かないけれど。

そう、ドリーが一番望んでいたもの。
それは、地位でもなく、名声でもなく、お金でもなく、ささやかな幸せだったんだって。
そのことに気づいたとき、ドリーは泣く。

彼の胸の中で、泣いて、泣いて、涙がかれるまで、ただ泣いて。
デイブは、そんな彼女を、そっと優しくその胸に抱きとめたまま、ただ静かに佇んで。

そうして、明け方。

二人の、新たな朝が、始まる。
二人の、新たな未来が、今、産声をあげる。

                                                              
…そんな形の、ハッピーエンドも、また素敵なんじゃないかなって。

いや、あくまで私の想像ですけれど。
なんか、この二人には幸せになってもらいたい、そんな願いがあって。

なんか、泣けたな。

デイブ、あんた、素敵すぎるよ。
素敵すぎて、マヂ惚れそうになるよ。
あんたみたいな人に愛されたら、心底、幸せだろう。


そんな感じで、本当にピュアな心で(←いつもは淫ら…とか言わないで爆)、
和デイブさんに胸キュンとなっている紫音でございます。

新公は、どんな感じになるのでしょーね。
私は今ちょっと、状況的に行けるはずもなく、断念せざるを得ないと思いますが、
密かに期待していようと思います。

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