ところで、アンソニーくんが唯一知っているこの海の神秘って、海亀の産卵ってことで解釈しても、良いんですかね?(爆)


懲りずに、アンソニーくん@瞳子姫のお話です。

(呼称が、くんやらちゃんやら姫やらコロコロ変わるのは単にその時々の気分で深い意味はございません。)

あのね、
昨日、三回目の観劇をしてきて、(本当はもっと観たいんだけど。まだ観るけど。)
唐突に、ね、アンソニーくんのすべてに泣けたの。
愛しくて、愛しくて、抱きしめてあげたくなるような…(>それ、キモイヨ?)
何だろう、唐突に、その一言一句にグッと来てしまったんだ。
ハリー芝居に(私が)慣れてきたせいか、今まで無意識の内に聞き流してしまってた部分まで、
昨日は、なんか印象に残ってね、
そう、気づけば、今までより耳を傾けて、すっごい集中して聞いていたの。
そしたら、最後に、唐突に来た。

                                               
『僕はずっと、あるがままの姿で生きてきたんだと思うよ。』


こんなん、自らの弱さを曝け出さなきゃ、云えないよ。
弱みも、自己嫌悪している部分も、闇も、すべて曝け出して、
本当の自分を、見せるって、言葉以上に、かなり勇気が要ることだと思うんだ。

私は、アンソニーって、
根はそんなに明るい性質の持ち主じゃないと思うのね。
芸術肌っちゅーか、"陰"も感じるってゆーか、なんだろう、きっと色々と苦労もしてきたんだと思う。
たとえば、父親が早くに自殺してしまったとか、
イジメを受けていた親友が自殺してしまったとか…って、変なたとえ、ごめんなさい。

でも、なんか感じるの。
彼の明るい笑顔の裏に秘められた、暗い孤独の陰を。

アンソニーって、猫みたいな性質の持ち主だと思う。
気まぐれなんだけれど、一匹狼にはなれなくて、誰かに甘えていたい。
でも、それを、素直に表に表すことはできない。

なんか、私と似てる。
少しでも、「壁」をつくられたら、心が硬直して、自分の殻の中に入り込んでしまうの。
それって、苦しいんだよ。

常に、どこかで安らぎを求めている。
救いを求めている。

だからこそ、自分のことを、ありがままに受け入れてくれる、そんな人と回り逢えた時は、涙が出るほど嬉しいんだ。

フレッドにとって、アンソニーは、
多分、本当の意味での、初めての親友であり、いまやかけがえのない存在だろう。
そして、アンソニーにとっても、やっぱりフレッドは、
自分のことをありがままに受け入れてくれる、大切な友であり、失いたくない存在なんだろうなって。

アンソニーは、恋と現実の狭間で揺れるバーバラに、静かにそう打ち明け始める。

                                               
『僕はずっと、あるがままの姿で生きてきたんだと思うよ。』


バーバラを勇気づけるように、ちょっぴり明るく振舞って。
でも、瞳は少し悲しそうで、すごく深い海の色をしていて、真摯な眼差しに溢れていて。

で、この言葉には、続きがあるんだ。

                                               
『フレッドは、その真逆だ。…』

                                              
誰よりも、フレッドのことを知っているアンソニーだから。
誰よりも、フレッドのことを想っているアンソニーだから。
アンソニー、フレッドのこと、本当に大好きなんだね。

好きで、好きで、たまらないんだね。

                           
すごいよ、アンソニー。

すべては、フレッドのために。
すべては、ふたりの幸せのために。

あ、ふたりってゆーのは、フレッドとアンソニーのことじゃなくて、フレッドとバーバラのことですが(笑)

                       
でも、

アンソニーなりの、フレッドへの愛の表現方法に……まぢ泣けた(><)


また、あそこの歌が良いんだよね。
あーゆー状況での、瞳子姫の高湿度の歌声、もうあれ、ほんまに反則やわ。
泣けるじゃん!!泣かせてくれるなよぉぉぉーーー(切)

しかも、そこにフレッドが現れて、
彼、またすこーしふざけた子くんになって、軽口たたき始めるしね(愛)

もぅ……そんなアンソニーちゃんの姿が愛しくて、愛しくて…たまらんかったのです。(告白)

                                                                 
これはきっと、
正塚先生(+コーヘー氏)が創ったアンソニーというキャラ自体の魅力でもあるんだろうけど、
それを演じた瞳子姫だからこそ、生み出せた味わい深さも、きっといっぱいあると思う。

わたさんのフレッドも、きっとそのまんまさが、今回はとっても良かったんだと思うんだ。

                            
まさか、こんな唐突に、涙腺やられるとは思ってもいなかったから、
私自身が一番、動揺しちゃって、震えちゃったけど。
ほんまに、フレッドとアンソニー、何より、この日の公演に回り逢えて良かった。

こーゆー瞬間に立ち会ったとき、
舞台って、生ものだよなーと、改めて肌で実感する。
(ex:月『エリザベート』彩輝茶当日午前公演)

いや、いつだって、最高に素晴らしい舞台を見せてくれる彼女たちなんですけどね。

昨日の11時公演は、
なぜか、舞台も客席も、熱気がいつも以上に漲っていて、
大盛り上がりだったよーな気がしたんですが、それは私の気のせい???

それとも、私が観ていないこの一週間の間に、更にそこまで進化しちゃってたりしたのかな?

ちなみに、またまた立ち見観劇したんですが、
今回は、瞳子姫からの視線固定が何度かあったような錯覚がして、
(←あぁ、これぞ幸せな勘違い) 最高に幸せでしたわ。

これだから、立ち見はやめられん。

                                                                   
ところで、海亀の産卵って、そんなに感動するようなものなんですか??(そっち系の話題に疎い人)

ってか、なんでアンソニーくん、
よりによって、『海亀の産卵』だけ海の神秘を知っているのでしょうか???
どっかで、遭遇したんですかねー(笑)



あれか、
もしかして、卒業旅行かなんかで、フレッドと二人、
夏の無人島なんかに行ったりしちゃって、夜、三日月に照らされた砂浜に二人。
そこで、海の神秘-海亀の産卵-に遭遇したんですかねー。
波の音をBGMに、静かに肩を寄せ合い、青い海を見つめるフレッドとアンソニーのロマンティックな夜。

想像してみると、またまた妄想癖が盛り上がりそうです(笑)
                             

………
                              

〔後日追記〕

本日ルサンクを買って確かめたところ、「×神秘 ○しぶき」でございました。すみません!本当に申し訳ありません。。(平謝り)
でも、今更どーしよーもないので、恥さらしは覚悟でこれはこのまま置いておきます。
それにしても、アンソニー君って海好きなんだな。

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