フランスの老舗名門ショコラトリーの熟練された一流パティシエが生み出すウィスキーボンボンと、若手新進菓子アーチストが生み出す甘―いドラジェ、貴女はどちらがお好みですか?


今日は、フィリップ・ドゥ・シャンドン伯爵さまのおはなし。


えーっと、あれですよ、
月組『エリザベート』で、サエちゃんトート閣下に対して感じたファーストインスピレーションと似たようなものを、今回、私は感じたんです!!!

                                    
…ゆうくんフィリップさま(ハート)。

                                                                 
好きな人から、好きな人へと、伝承されていく、何か。
形ではないけれども、でも、確かにそこに在る、息づくその人の魂。

サエちゃんトートを観た瞬間、一番に感じたのは、マリコさんの影響なんですね。

悪い意味ではなく、
決して、その面影に喰われているのではなく、
その韻を踏んだ上で、サエちゃんにしか生み出せない、新しいトート閣下がそこに居たとゆーか。

                                                                                         
マリコさんから、サエちゃんへと、伝承された、何か。

                                                                                        
で、私は、二人ともが大好きですから、
そーゆー、目に見えないけれど、確かに"感じるもの"が、とても嬉しかったんです。

                                                                       

ああ、サエちゃんってマリコさんにすごい影響を受けたんだなって。
マリコさんの元で、マリコさんの背中を見て、育ってきた男役さんなんだなって。

いや、その前には月組時代があるわけですから、
天海さんや他の男役さんからの影響とゆーか、教わったこともたくさんあるだろうし、私が言っているのは、そのすべてって意味ではないですが。

言いたいことは、分かっていただけますよね?(←少し自信なし故、少し強気で^^;)
                                                                      
で、今回のゆうくんフィリップに、私が、何を感じたとゆーと…
                                                                   

ずばり、絵麻緒さんの面影とトウコちゃんの影響です!!


前々から、ゆうくんのふとした瞬間に、絵麻緒さんの面影を感じることがあったのですが、今回、いつも以上にそれを感じた。
あれだな、正統な二枚目、真っ白な貴公子の役だったからかな?

私の中で、絵麻緒さんは、真っ白な王子さまってイメージなの。
(←生で観たことはないけれど・笑)

星組公演『花舞う長安』皇甫惟明でも、
思ったんだけど、ゆうくんって、絵麻緒さんの影響、少なからず受けているって思いませんか?ノルさんより、いっぱい影響受けていると思う。
んで、調べてみたのね、
そしたら、やっぱりゆうくん、新公時代、絵麻緒さんの役、結構やってたのね。
サエちゃんの役も、やってたりしたけど^^

(そっかー!だから私、ゆうくんのこと、好きなんだ、と、ここで一人納得)
(私の好きな人は、大抵どこかでつながっているのです。)

真っ白なんだけど、薄くならないのが、彼女ら(絵麻緒さん&ゆうくん)の良いところなのね。
良い具合に濃い、とゆーか、濃厚なホットミルクの味がする、とゆーか。
元から生まれ持つ、天性の気品と持ち味のワイルドさが、良い具合にマッチしているの。

で、出て来た瞬間、パッと舞台が明るくなって。
                            

ゆうくんのその成長ぶりに、びっくりした。
だって、今まで以上に、イキイキとしたスターオーラで、輝いていたんだもん。
若手スターとか、3、4番手スターではなく、正に、2番手格!のスターオーラとゆーか。

短期間で、こんなに成長できるんだって、マヂで驚いた。
組替えが、こんなに幸を為すなんて。

それは、あたかも、少年から大人の男性に脱皮したとゆーか。
若手スターから一歩抜け出して、一人前になったとゆーか。
とにかく、出て来た瞬間から、”違い”が分かって、すごい立派になっていたんです!!

一番、驚いたのが、台詞声と歌声。

なんだろー、口ではうまく説明できないんですけど、でも、あからさまな変化があったんですよ。
今までがどぅ、とか、そーゆー意味ではなくて、元から在ったものが、一つのラインに安定して、太い一本のレールに乗った感じ??

ゆうくんという男役さんそのものが、真飛聖としての存在意義を見定めたとゆーか。

…って、う〜ん…少し違うんだよなーー!!
なかなかうまく、言いたいことを表現できないのが、かなりもどかしいよーー。

                                                                                                
仕方ない。
話を少し前に、戻してみることにいたしましょう。

私が今回、もぅ一つ嬉しかったこと、
それは、

                                                                                      
ゆうくんフィリップに、トウコちゃんからの影響を、たくさん感じたことなんですよ^0^
                                                                                         

                                                                                    
ゆうくんの、憧れとする存在の中に、トウコちゃんの名前も、必ず入っていると思います。

先程言った、
マリコさん⇒サエちゃんという、本役(組トップ)から新公主役という伝承のし方とは、また、少し異なるけれど、(絵麻緒さん⇒ゆうくんは、このパターンだと思う。)

トウコちゃんの背中を見て、ゆうくんが学んだこと、教わったことも、たくさんあるんじゃないかな?

                                                                                           
トウコちゃんだけ、ではなくて、
この場合、いわゆるトウコ×ねつ×カヨコ×ゆうくんのホットライン的な。(←そこに、なるみんを加えても可。)

よーするに、
星組DS「宝塚巴里祭2001」出演メンバーカルテットが大好物な私(爆)

                                                                                  
何とも仲良さそうな、あの頃の星組の雰囲気が、私は今でも忘れられないわけです。

(っていっても、生では知らないんだけどね^^;)

                                                                                          
そんなこんなで、
私の中での、ゆうくんのイメージって、上級生に可愛がられる可愛いやんちゃ弟分!
ってゆーのがずっと残ってて、
ねったん、カヨコさん、なるみんたちが御卒業された後も、
上級生もいっぱいいらっしゃるし、トウコちゃん、わたさん、しいちゃん、などなど、
やっぱり、カッコいいより、坊や!のイメージのほうが、強くてね。
レオンくんと並ぶと、悪ガキコンビ(笑)
すずみんや、ウメちゃんの前では、素敵なお兄さん!って感じで。

良くも悪くも、家族的なイメージの中で、これまで、ゆうくんのことを見ていた感が、
正直、私にはあって、それが今回、花組に組替えすることによって、
初めて、一個人、単体としてのゆうくんの魅力を、じっくりと味わえるようになったとゆーか。

でも、この前の『Appartement Cinema』では、ヤクザの子分?ウルフの弟分的存在だったので、そこまで劇的な変化を感じたわけではなく。

それが今回、
一応三番手扱いなんでしょーが、限りなくW2番手に近い立ち位置で、
しかも、弟分とかでなく、対等な関係とゆーか、前回以上に、責任の重い役どころだったので、この短期間での成長ぶりに、目を丸くしたとゆーか。

                                                                                       
レビュー本とかでも、ご本人が仰っていたけど、
トウコちゃんからのアドバイスにしっかりと耳を傾け、それを更に良い方向に活かして、"真似"ではなく、ゆうくんならではのフィリップ像を生み出すことに成功していたように思います。

フィリップは、トウコちゃんには完全役不足で、ファンとしては少々物足りなかったけど、今のゆうくんには、一つステップアップするために、最適の役どころだったんじゃないかな。

素敵な伯爵さまでした*^-^*


それに、宙組『ファントム』より、
出番もたくさんあって、衣装も多くて、 めっちゃ素敵な伯爵様♪♪♪
ソロも、素敵だったしね。

あと、ラストの去り際の表情に、すごく感心した。
少し演出が変わって、宙組では、フィリップとキャリエール、同時に去っていたけれど、今回の花組では、フィリップのほうが一足早く、袖に消えるのね。

そのときの表情に、すごく注目してたの。
細かく言うなら、エピローグの場面は、ひたすらずっと、伯爵さまを観察していたのですが(笑)(←あれ、エリックは?>>いや、ちゃんと見てましたよ)

                                                                                      
ゆうくんフィリップにとって、クリスティーヌはどういう存在だったんだろう?って。
                                                                                          

で、導き出し(かけ)た私なりの解釈、答えは、また機会があれば別枠で語るとして(笑)
(>じらすなよ!)(だって、まだ一つにまとめきれていないんだもん)

                                                                                       
結果としては、
私は、トウコちゃんフィリップさまも、ゆうくんフィリップさまも、どちらも好き☆

ウィスキーボンボンも、ドラジェも、大好物です−0−エヘ♪

                                                                                        
                                                                                   
フランスの老舗名門ショコラトリーの熟練された一流パティシエが生み出すウィスキーボンボンと、若手新進菓子アーチストが生み出す甘―いドラジェ…
                                    
どちらも美味だとは、お思いになりませんこと?

                                              
うふふふふ。


                                
以上、ゆうくん話、終わりでございます。

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