花組大劇場公演『ファントム』のお話です。

どーでもいいんだけど、

ほら、エリック先生による彩音ちゃんクリスの一対一の歌唱特訓特別レッスンの時間、
二人で、交互に、

                                                                
♪ドレミファソ ファレ ファミ ドレミファソ ファレ ミド♪  

                                                                        
とか、発声練習しているじゃないですか?!

                                                                    
あれ、実は、初演時からめっちゃ気になってたのよねー。
なんで、わざわざ階名で歌う?!
ぶっちゃけ、音名のほうが歌いやすくない??

…ってか、私の頭の中では、♪ソラシドレ ドラ ドシ♪とか音名で流れてるから、
何とも、気持ち悪いという…いや、別にいいんだけどさ^^;

あの曲、es mollなんすっよ。
つまり♭6つ。
ほー、彩音ちゃん、よく頑張ったなぁ!!!

                                                              
…って、変なところで感心している場合ではない(爆)

                                                       
微妙に音楽専門話から入りましたが、
今日は、彩音ちゃんクリスについての感想を述べさせて頂きたいと思います^−^
                                                                 

いや、私、好きですよ、彩音ちゃんクリスティーヌ。
ぶっちゃけ、お花さまのより、好きです。(告白)
初々しくって、健気に背伸びして頑張っていて、とっても愛らしい♪♪♪

お花さまのは、
たぶん、ものすごい計算して創り上げたクリスだったと思うのですが、
(←悪い意味ではなく、経験豊富なお花さまなら、当然のこと)
彩音ちゃんは、
これが、本拠地お披露目公演、しかも、まだまだ下級生、
新トップ娘役として、与えられたことをこなすのにいっぱいいっぱいで、
その素直な役への取り組み方が、却って、良い方向へ行ったのではないかと…。
余計なものがまだ何もついていないというか…それがとっても新鮮☆

あどけなさとゆーか、小鳥ちゃんみたいに守ってあげたくなるか弱さとゆーか、
あの寿美礼さまが、目じりを細めるのも分かるわー(笑)

                                                                   
………

                                                 
宙版は、たとえるなら、
子どもの残虐性を失わないまま大人になってしまったエリックと、
そんなエリックを、あたたかく母性本能で包み込み、守ってあげるクリスティーヌ

                                                                      
クリスティーヌ⇒エリック の図。

                                                            
花版は、たとえるなら、
その自虐心故に、歪んだ傷を抱えたまま大人になってしまったエリックと、
そんなエリックが、初めて出逢った恋心、真っ白で純真無垢な少女クリスティーヌ

                                                                       
エリック⇒クリスティーヌ

                                                            
………

花版のほうが、正直、乙女心にはキュンと来ましたね(笑)
…ってか、天下の寿美礼さまが、超年下の新妻さんにデレデレとなっていらっしゃるのが、
観ていて、微笑ましくて。(←そっちか。)

クールだから、あんまり表情には出ないんだけど、瞳の潤いが違うのよね。(分析)

いや、今まで、ラブシーンでも凍りつくように冷たい空気が漂っていることに、
かなりの不快感を感じていたからさ。
なんだ、あれは相手役さんと合っていなかっただけなのね^^;

と、妙に安堵してみたり。

                                               
…って、寿美礼さま話に替わってしまいました。
戻します。
                             
で、彩音ちゃんクリスなんですが、
確かに、最初は歌、どーなることかと思った(笑)
でも、あとは及第点以上のものを、見せてくれたのではないですかぃ?

だって、基本、難しい曲ばっかりだもん。
音域広いし、かなり高音まで必要とされてるしね。

ほんとに、お稽古、必死になって頑張ったんじゃないかと思われます。

台詞声がちょっと、潤い足りないかなって、それはときたま気になったけれども。

                                                                 
…っと、ま、技術面はこの辺りで置いておいて。

何故か私、今回の花『ファントム』のほうが、より舞台の説得力、感じたんすよ。

宙版のときは、
っちゅーか、カルロッタのほうが、歌巧いじゃん?!
っちゅーか、クリスティーヌ、貫禄あるな…っとか、色々突っ込んだりしてたんですが(爆)

今回は、
歌唱力的には、お花さまのほうが彩音ちゃんより上なんでしょうけど、

何だろうね、
ファントムがクリスティーヌに一目ぼれしたのが、よく分かるとゆーか。
要するに、技巧的なものではなく、そのピュアな歌声に魅入られたってことですよね。

歌声だけじゃない、
その汚れのない純真さや、一途な歌への情熱、真っ白な魂、
そーいった、”少女の憧れ”みたいな部分に、強く魅入られたんじゃないかと。

っとゆーか、
エリックの記憶の中に眠る、最愛の母べラドーヴァは、
きっと、”永遠の少女性”を秘めた、天性の歌声を奏でる女性だったのだと思う。

そんな母のイメージと、重なり合ったのかなって。

少女なんだけれども、母性本能もあって、
エリックを抱きしめたりするのも、なんの違和感もなかった、彩音ちゃんクリス。

ラスト、ファントムの隠れ家で、
開けっ放しで置いてあるピアノの鍵盤に、震える指で触れて、
旋律を奏でるときの表情と、楽譜を手に取ったときの表情が、特に印象的でした。

そっと、仮面を剥いで、
エリックの傷痕に優しく口づけするクリスちゃんの甘い香りも、素敵でしたけど。

うん☆彩音ちゃん、よく頑張ったよ(^0^)/
私は、好きです。

お披露目がクリスティーヌで、次が、マリー・ヴェッツェラか。
何だか、ものすごーく恵まれていますよね(笑)
…っつか、寿美礼様の彩音ちゃんお姫様だっこ、今から激しく観てみたい><

な訳で、
あのですね、娘役さんだと萌え話とかはあんまり書けないんで〜(!)

こんな感じで、締めようと思います。さて、次は誰を餌食にしようかな?(笑)

待て!次号。

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