ミズカルは、瑞々しく、凛々しく、美しい女性だった。

星大劇『ベルサイユのばら-フェルゼンとマリー・アントワネット編-』
特出水さんオスカルを観て、私が感じた印象。
(1月27日の日記http://diarynote.jp/d/74774/20060127.html参照)

今回、改めて、そぅ強く感じた。

雪組全ツ『ベルサイユのばら-オスカル編-』のお話。最終編。

いや、改めて、じゃないな。
正確に言うと、あのときより、更に遡ると、『ベルばら2001』のときより、
何十倍も、何百倍も進化しているよぅに、私には見えたんだ。


ドラクロアの”民衆を導く自由の女神”。


あのときより、更に原色の度合いが増しているとゆーか、
原画のイメージに、役と水さんがどんどん近づいて来ているとゆーか。

                                                                             
そーだな、水彩から、繊細な油彩へと、緩やかに変化を遂げた感じ?
                                                                           

コムカルは、なんちゅーか、既に、人間を超えて、神の域に達されていたので、
較べられるはずもなく、(←コムカルは、人間じゃなくて、神だよな>爆)

一番、私的に、対称的存在-シンメトリー-として語り易いのは、カシカルなんだけど、
何だろう…一言で言うなら、

カシカルは女性の中の男性性、ミズカルは女性の中の女性性って感じかな。

水さんのオスカルって、すごい女性的なんだよね。
瑞々しく、凛々しく、美しく、そして、とても繊細で、感情の起伏が自然体で…。
だから、すげー共感できるし、水-Water-にすぅ〜っと吸い込まれるように感情移入していけるんだよね。

オスカルって架空の人物だから、
普通、観客は、オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェという「特別な存在」として、
視ていることが多いように思うけれど、
ミズカルの場合は、あの動乱の時代に生きた「一人の女性」として、感じられるというか。

そぅ、あんまり浮世離れしていないの。でも、とっても宝塚的なの。

それはきっと、水さん御自身の持つ、「女性らしさ」がそうさせているのだと思う。


そして、私は、水さんのオスカルが、大好き^0^


とゆーか、
この際、世間論は無視して、
水さんに関しては、ぶっちゃけ、私的には、


アンドレ役よりも、アラン役よりも、オスカル役でこそ、一番萌える!!!


ことに、改めて気づいちゃったのが、あの夜の一番の収穫だったり…(笑)

                                                                               
そう、そう、壮一帆!!!

水さんオスカルが絶妙に私のツボにクリーンヒットしているだけに、
だからこそ、その水さんオスカルを包み込む愛しのアンドレ役が、Soさんだったことが、
私的には、少し物足りなかったのですよ。(結論)

しかも、なまじ、
星公演では、大好きなトウコちゃんがその水さんオスカルの相手役だっただけに…。
そりゃ、私には較べるまでもないでしょ。

あ、そーいえば、
水さんオスカルが、非常に女性らしさを持った方だっただけに、
問題の幻想シーン、本公演より、まーちゃんロザリーが痛々しくはありませんでした。
だって、まーちゃんを包み込む水さんが、とーっても優しかったんだもん。
唯我独尊状態のコムカルとは大違い…(爆)

ただ、一つ言ってもいいですか???

                                                                               
ミズカル、お歌は酷かった……☆○)0’)〃


いつ声がひっくり返るんじゃないかと、思わず手に汗握って観てしまいました。
み、み、水さん、ガンバ!!!(←心の中で必死にエール)
ってか、実際ひっくり返ってたし(!)

せっかくの「今宵一夜」でも、歌はアイタタタ…でしたね^^;

水さんの歌唱力。ほんっと、それだけはどーしよーもないのですが、でも、惜しいよな。
…今後、一層の鍛錬に励んで下さいませ。(合掌)

な訳で、いまいち中身がございませんけれど、
(←2週間も前のことなので、記憶がほとんど薄れかけている…)
この日記を持ちまして、雪全ツ『ベルばら』の感想は、終了させていただきます。

ありがとうございました。

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