宝塚には、「すみれコード」というものが存在いたしますが、
世界の秘密、果たして、「ダ・ヴィンチ・コード」とは、何たるものなのか…ということで、
今晩、テレビ東京で放映された、「たけしの誰でもピカソ 特別編!“もう1つのダ・ヴィンチ・コード 33の顔を持つ天才の謎”」を拝見いたしました。

ので、今日は、その話題。(宝塚と全く関係ないけれど)

さてさて、世界中で驚異のベストセラーとなった「ダ・ヴィンチ・コード」。
今月20日には、映画版”問題作”が全世界同時公開されるとのことで、何だか国内でも空前のレオナルド祭りとなっている模様ですが…。

申し訳ありません!
ワタクシ、まだ「ダ・ヴィンチ・コード」、拝読しておりません。
いや、どぅも世間様の流行とは逆を生きたい、偏屈人間性質なもので…オホホ♪

ですけれど、
元々、文学&歴史(特に世界史)&美術に関心が深い私のこと、
特に、レオナルド・ダ・ヴィンチに関しては、
大学時代に、(専攻は作曲であるにも拘らず)選択講義で西洋美術史を履修し、軽く(いや、かなり深く)触れたことがあるだけに、この手の番組には、常に目がないのですよ。

という訳で、ビデオ片手に、
2時間もの間、テレビにかじりついて、最後まで見てしまいました。

                                                                                        
いや、実はそこまでおもしろくなかったんですけどね(爆)

                                                                                        
初心者さん向け、という感じでした。
特に、新しい発見や、驚き…みたいなことは少なく。
ま、一般的に知られていることより、ちょっとだけ深く、
足を突っ込んでみた!って程度でしょうか。
でも、このぐらいがお茶の間的にはちょうど良いのかな?
私的には、もう少し深く深く問い詰めて頂きたかったですが。

とか、少し不満いいつつも、
でも、こういうもの(←レオナルド作品の分析であったり考察であったり)は、
やっぱり、何度見ても、楽しいです!
…というより、作品に秘められたメッセージやその世界…
レオナルドの世界はが深くて、思わず感嘆させられます。

(螺旋階段について出なかったのは惜しかったけど)

下記、番組内で取り上げられていた作品の一部ですが、もう少し深く紹介しておきます。
                                                                                     

〔岩窟の聖母〕 1483-85

?何故、レオナルドは、岩窟という特異な場所に聖母を描いたのか?

岩窟、それはつまり、女性の子宮の象徴なのである。
予てから、大地と人体の間に神秘的な相関関係(岩窟と骨、風と呼吸、水と血液、海と心臓を同一視)を読み取っていたレオナルド。そして、岩窟には生命の神秘が隠されているとも。
そう、〔岩窟の聖母〕に於いて、レオナルドは、マリアを、いわば巨大な大地の子宮である岩窟の中に置き、神の子の受胎の神秘を語っていたのだ。

                                                                                         
〔モナ・リザ〕

? 女性の服の胸部のも飾り紋様は?

切れ目のない無限組み紐の紋様は、ケルト人の紋様に端を発しており、ケルト人にとってこの紋様は、水の表象であった。水=連続性の原理が、強く作用されていると思われる。

? 背景は?

地球の始まりと終わりを表しているものとおもわれる。
レオナルドの終末観は、ミケランジェロが《最後の審判》で示した終末観とは大きく異なっていた。
つまり、レオナルドにとって、地球に誰かによって終わらさせるものではなく、四つの元素(火、空気、水、土)の激しい運動のエネルギーによって、自ら刻々と変化し、果ててゆくものなのである。

                                                                                            
〔最後の晩餐〕

裏切り者のユダ:唯一光を浴びていない。陰になっている<絵中の自然

                                                                                        
………

                                                                                        
と、まあこんなところでしょうか。
レオナルドについては、結構テレビで特集とかされているのに、
ミケランジェロに関しては、あまりお見掛けしたことがないのは、気のせいでしょうか?

ミケちゃんこそ、深く見てみたいんだけどなー。宝塚ファンとしては(爆)

あ、私、一応花タモ子さんの「ミケランジェロ」持ってますが、未だ観たことないです。
色んな意味で、観るのに勇気が要る(笑)

でも、やっぱりこういう系の番組見るのは楽しいな。
基本的に、趣味や好きなことに対して、深く狭く…というタイプなので、
これからも、興味を持ったことに関しては、色々と探求していこうと思います(?)
                                
         
まずは、山椒大夫から!(爆)

                                
うぇーん!!(泣)
                               
サエちゃんの男役、観たいよ〜観たいよ〜!!!(じたばた)
                                                          
この豪華キャスト。
一日だけの上演だなんて、いくらなんでも勿体無さ過ぎですよ!!!
是非、全国ツアーを!!!(ってここで求めても^-^;)

いつになったら、サエちゃん、大阪にも来てくれるんだろうか…(一人つぶやき)

                                

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