HAPPY BIRTHDAY DEAR SARARAN
2006年5月8日 月船さららHAPPY BIRTHDAY DEAR SARARAN
今年もまためぐってきた。
心から、愛してやまない人の、生誕記念日が。
いまどき珍しいぐらいに、
自分に正直で、
真っ直ぐで、
熱い魂の持ち主で、
少々不器用だけれども、どんなときでも一生懸命で、
最後の最後まで、さららさんはさららさんらしく、走り抜けた。
その、真摯な眼差しが好きだった。
さららさんの瞳は、いつだって透き通っていて、美しくて、綺麗で、
吸い込まれそうになるほど、綺麗なブラウン色で、
私は、さららさんに見つめてもらえるだけで、幸せで、
今でも忘れない。
あの手のぬくもりも、嘘偽りのない真っ直ぐな瞳で見つめてくれたあのときのことも、
そして、
何よりも、今までたくさん溢れるぐらいにいただいた”幸せ”の宝石たちを。
あの初めての出逢いから…今までずっとずっと、走り続けてきたんだ。
きっと。
私も、さららさんと一緒に。
………
♪初めての恋を
教えた君 忘れないよ
今まで全てを 知り尽くした俺なのにさ
恋のWhy 甘く強く心に歌 溢れてくる
この想い 許してほしい
初めて知る この恋♪
………
大好きな、ガイズ新公さららスカイの歌。
私の想いは、まさにこの詞にも似た感覚のようで、
さららさんは、私にとって初恋の人。
宝塚と回り逢って、生まれて初めて好きになった人。
実生活(?)でも、これまで誰かを好きになるとか、そういう経験なくして
生きてきた人間なので、
本当に正しく、生まれて初めて感じる感覚で。
勿論、変な意味ではなくて、
愛とか恋とかいうよりも、純粋に、その人間性に魅入られたというか。
ここでも、何度も書いているけれど、
さららさんからは、本当にたくさんのものをいただいたんだ。
勇気。
生きる強さ。
真っ直ぐに、前を見つめる熱い魂。
私みたいな、
人一倍プライドが高くて、人一倍自己嫌悪心が強くて、
どぅしようもなく、弱い人間にも、さららさんは真正面から受け止めてくれた。
実際に、言葉をかけてもらったわけでも、
その場で、何かあったわけでも、ないけれど、
たとえば、
精一杯心を込めて創っていった手作りポスカに、
「すごォ〜い!!」って、嬉しそうな顔をしてくださったり、
お茶会のとき、
真心こもったあたたかさで、その手を握り締めてくださったり、
あるいは、
舞台の上のさららさんを観るだけで、
そして、入り出待ちのときに、お会いするだけで、
なんだか、一日がハッピーに過ごせそうな、そんな気がして。
それだけで、私は本当にたくさんの”幸せ”と”夢”をいただいたんだ。
そして、それと同時に、
私は、さららさんの”月”の性質の部分も、愛していたの。
狼のような鋭い洞察力。
独特の感受性。
孤独と闇。
たとえば、
歌劇やグラフ。
さららさんからのメッセージは、
そのまま、私に対してのメッセージのようであり、
いや、そんなことは決してないのだろうけれど、私には、それがすごい嬉しくて。
私みたいな人間にも、存在価値はあるんだ。
って、涙が出るほど嬉しくて。(3月11日の日記)
あの言葉を見たときから、私は、より一層、さららさんに溶け込んだ。
好きだって。
心から、応援したいって。
さららさんと共に、駆け抜けた時間。
あっという間の時間。
さららさんが宝塚を御卒業されて、早もう4ヶ月。
だけど、
まだ、夢の物語は続いている。
これは終わりなんかじゃない、新たな始まりなんだ。
夜明けの光の中、
手探りで、新しい人生、自分の夢に向かって歩き始めたさららさん。
私は、これからも、ずーっとさららさんのファンでありたいと思う。
許される限り。
さららさんが、私たちのことを忘れないでいて下さる限り。
今日は、さららさんのお誕生日。
直接お祝いすることができないのは、残念だけれど、
せめて…精一杯の愛情を込めて。
HAPPY BIRTHDAY DEAR SARARAN
コメント