開演前にプログラムを読んでいて気付いた。
よく考えなくとも、今公演、タニちゃん久々の単独二番手じゃん?!
前公演はガイチさんいたしね。もしかしなくても、ガイズ以来??一体何年ぶりだ?

...とある種の期待と不安を抱えて開いた『NEVER SAY GOODBYE』。

ワクワクドキドキ…(舞台を見つめる)

10分経過。

30分経過。

1時間経過。

…(しばし無言)

あの〜、これって、タニちゃん、本当に二番手ですかぁ〜??

どう見ても、二番手さんに与えられる役割じゃあないよね。
寧ろ、あひちゃん@フランシスコ・アギラールの役のほうが、二番手っぽいよ。(動揺)
三番手とは言わないけれど、良くて2.5番手ぐらいの扱いだよね、こりゃ。

いや、タニちゃんに含むところはございません!ってか私、タニちゃん別に嫌いでもないし。

単に役の比重的な問題です。
確かに、出番とかスポット的にとか、そういう意味では、
完全二番手扱いなんだろうけどさ〜!配慮してるんだろうけどさ〜!!
はっきりいって、この役、パリア@『炎にくちづけを』と変わりないじゃん!

ヴィセント・ロメロ。
闘牛士仲間の中で、リーダー格の存在。

「リーダー格の存在」って言ったって、
所詮は、グループの一員にしか過ぎないし、タカコさんとよく絡むって言ったって、
対等の関係というよりは、常に、ジョルジュ>ヴィセントだしなぁ。
兄貴とそれを慕う子分、みたいな^-^;
いや、一応、「同志」なんでしょうけど…やっぱり対等の関係には見えない。

ヒロインお花様@キャサリンを巡っての三角関係?
主人公の敵役?(比較対象)として、
舞台に於いての重要度、存在意義的に価値が大きいのは、
やっぱり、正義のジョルジュ←→悪のフランシスコ@あひちゃん、なんだよね。
観客側からして、よりインパクトが強く印象に残るのは、きっと誰が見てもフランシスコだっていうよね。 特に一般客、あまりヅカに詳しくない方、偏見を持っていない方から見ると。

私たち(って誰だ?!)みたいに、
ある程度(というか無意味なほど・爆)ヅカ知識を持ち、力関係?立ち位置が頭に無意識の内にインプットされている人間には、あぁ、役の比重が小さい替わりに、ピンスポットの多さとかソロ歌とかで、「完全二番手」タニちゃんに一応配慮しているつもりなのね…と、ある意味冷静に、冷淡に?、現状況を把握することができるのですが、
何というか…いつまで経っても、このような役ばっかり与えられるタニちゃんに、お話に於いての「存在意義」があまり高くない(それでも十二分にスター扱いですが)役ばっかり与えられるタニちゃんに、少し同情。

それでも、「華」と「オーラ」だけは溢れんばかりに輝いているタニちゃん…

だから、脚本演出家たちは、何となく誤魔化せられるのでしょうが。
あれだけ、早期から抜擢されておいて、宙組に来てから、ずーっと足踏み状態で、
年々経験を積み上げる内に、天賦の「華」にようやく「中身」が追いついてきているというのに、
いつまでもこの状態じゃ、やっぱり少しお気の毒です。

もしかして、タニちゃんの今までのスター人生?の中で。
最も美味しかったのが、一番立場的に最高潮に達していたのは、
もしかしなくても、

「Guys and Dolls」のネイサン役だったんじゃぁ……

あれからもう、何年経つんだ?!

かしちゃんがトップになったら、少しは現状も良くなるのでしょうか…。
タニちゃんのことは、特別好きでもないのですが(寧ろちょび苦手)、あの「華」はやっぱり偉大だと思うので、これからも頑張って頂きたいです。

でも、お歌はもう少し練習してください!!

コメント

Alice
Alice
2006年4月6日19:08

久しぶりに書き込みさせていただきます。
以前の日記に「明日は卒業式」だと書いてあったので、ご卒業されたんだなと思って・・・おめでとうございます!!
これからも頑張ってくださいね。

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