昨日、雪ベルばら-アサドレ初日-に行って参りました。
例によって立ち見。
…何だか、やはりアサコパワーの気迫からなのか?、
開演前からいつも以上に客席は、物凄い熱気に包まれておりました。

…という訳で、アサコさまアンドレ、ええ、素敵でしたとも。

一言で表すと、

カリスマ的オーラに包まれた庶民派アサドレ様って感じ。

何だろう…
星「ベルばら」キリカルみたいに、少し土臭い訳でもないんだけど、非常に庶民的、されど貴公子なアサドレ様でございました。
いや、何か、田舎の雅人って感じ?!(爆)

遊び人ではなくて、敢えて雅人。

…何か、経験豊富そうなんだよな。アサドレって。

トウドレよりミズドレより、よっぽど「恋の蜜味」を知っていそう。

上記二人に対しては、昔からオスカル一途というか、ひたすら後ろから見守り、心の内で想い続けて来た(他の女など眼中にもない)といった感じなんだけれど、(←原作アンドレもそういうイメージ)
アサドレは、何か世間の青年と同じように、恋の一つや二つは知ってそう。
…「女を振る」ことはさすがにないだろーが、どちらかというと、「女に振られる」キャラだよな、アサドレって。
だって、あれだけ一途に想われると、ウザイだろ、ふつー。

そうだよ、若気の至りで、きっと色々してたよ、アサドレ。
きっと、自分の内の真の想いに、ある事件までは気付いていなかったんだと思うよ。

真の想いってのは、勿論、

自分が”男”として、オスカルを”女”として、愛している  ことにな。

「ある事件」が何かは分からないけれど、ある一つのきっかけがあったんだと思う。

そう、そのある一つの大きなきっかけで、彼は遂に目覚めちゃったのよ。

自分がオスカルを守る、死んだってお前を離さない。

そう、オスカルの従僕に。

それから、アサドレは、夜のお遊びをぴたりと止める。
そう、全てはオスカルの為に。オスカルと生きる為に…。

アサドレ、コムカルと妙に合っていました。
いや、あれだよ。
(ワタドレとカシドレは観ていないから知らないが)
ミズドレみたいに、初めからコムカルに一途☆恋の虜になっていないから、
少々遊び人っぽいから、体温がひたすら冷たいつれないコムカルには逆にピタリとはまったとゆーか。
少々軽い方が、バランスが合うのよ。
コムカルの場合、アンドレの想いが重過ぎては、その重さが負荷になるから。

「軽い」って、別に浅い訳でも、表面的な「軽い」って意味でもないのよ。
アサコさんもちゃんとアンドレを深く解釈していたし、ちゃんと「深み」もあったのよ。

私が言っているのは、組カラー的なものなのか、その人自身の個性故のことなのか。

私にとっては、未だにアサコさんは「花組」のスターさんだから。
トップお披露目公演。
私は申し訳ないほど真ん中を観ていなかった。
…ファンの方には申し訳ないけれど、私はやっぱりアサコさんをまだ月トップとしては受け入れられていない。
だけど、花組のスターアサコさんは、嫌いじゃなかったんだ。寧ろ好感を持っていた。

雪に特出しているアサコさんを観て、
月カンパニーから唯一人、出ているアサコさんを観て、
私は普通に受け入れられた。
「アサドレ、素敵〜☆」って、一観客として、キャーみたいな感じで観ている自分がいたんだ。

アサドレ、何か良い意味で「さっぱり」していたの。
花組らしい感じというか、キラキラギラギラしているとゆーか、柑橘系な感じ。
それが、良い味出してた。

私にとっては、初めて出逢うアンドレタイプで、
(知っているのは、サエちゃんトウコちゃんミズさんアンドレ。皆、湿度が高いタイプだから)、
あ、こんなアンドレもありなんだなって素直に思った。

ええ…素直に、アサドレ素敵☆だと、思いましたよ。

その(自分の中での)発見が嬉しかった、アサドレ初日でありました。

…でも、もう雪ベルばらはいいや。お金を備えよう。

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