もう、星組公演は終わってしまったが、
しばらくは、星ベルばらネタをだらだらと引き摺って行こーと思う。

まずは、しぃベルナールがカッコいい件について。

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私は基本的に、陽タイプのジェンヌさんは苦手である。
嫌い。というのではない。
単に、苦手なのだ。それは、単に、好みの問題。
という訳で、
私は、タツキヨウ氏のことには、あまり興味がなかったのだが。

…あの、今回のしいベルナール、めちゃカッコいいですよね?!
今までも別に見下していた訳ではないのですが、何か今回、見直しました。
出番は少ないがな。
でも、「何てハマリ役なんだ!!」
そう思えるのも、恐らく多分「黒い騎士」の場面がないからだろーなとも思(もにょもにょ)。
そして、ロザリーとの場面が多いからだろーなとも思….。
つまり、
ある意味、限られた場面設定&出番だからこその「美味しさ」
しぃちゃんの魅力が最大限に活かされているのではなかろうか。と私は思うのだ。

ファンの方には申し訳ないが、今の微妙な立ち位置。
未だ路線なのか、路線よりの別格なのか、よく知らないが、
何だろね、この星版ベルナールのキャラがめちゃハマッてる気がする。

地味…なのにカッコ良すぎ!
控えめなんだけど、醸し出す陰のオーラがね…..素敵!!
陰のオーラなんだけど、でも、やっぱり陽の持ち味なのよね。そこがまた微妙に良い感じ!
何ていうんでしょ、
煌びやかな宮廷世界の主要人物、フェルゼン・オスカル・アンドレのスターオーラが「光」の如く満ち輝いているのに対し、もう一つの舞台、パリの民衆達、市民たちの中で一際輝いているしぃベルナールの控えめな「陰」のスターオーラがね、なんか「光」のオーラとはちょうど対称的な感じで、良い意味で浮いているというか、しぃちゃんの魅力が密かに華開いている気がしたのよ。
普通に、え?!あら、しぃちゃん素敵。カッコいー!!って思ったもん。
もし、私がしぃちゃんファンなら、きっとしぃベルナールにウットリできたと思う。
だって、守られたいもん。
ロザリーみたいに、守られたいよ。

しぃちゃんの包容力、
あったかくて、おっきくて、ほんと、頼りがいのあるというか、頼もしいんだもん。
それに、最愛の妻ロザリーに向ける優しい眼差し、包み込むような愛情。
あのうめちゃんが可憐に見えるほど、色んな意味で、しぃちゃんおっきいんだもん。
しぃベルナール、素敵だよね。
あんな夫に愛されているなんて、幸せすぎるぞ!うめロザリー。

「カペー未亡人!!」…振り返らずに毅然と。
ベルナールは、きっと断腸の想いで王妃の名前を叫んだんだろうな。
結局王妃様を助けられなかった自責の念と、最後まで「フランス王妃」としての誇りと気品を失わなかったアントワネットへの敬意を込めて。
振り返らずに前を向いたまま押し殺したでも毅然とした声で言ったのは、
彼女を断頭台に送らなければいけない自らの使命と、本当は助けたい気持ちとに、必死に堪えていたからだろう。
そして、死の覚悟をとうに決めたアントワネットの「強い」姿を、「フランス王妃」の凛とした姿を見るのが、辛かったからだろう。

押し殺した、でも熱い演技がカッコ良かったしぃベルナール。
心から拍手を送りたいと思う。
東京でも頑張れっ!!!

そして、「陽」タイプが演じる「陰」の役も、また良いものだ。

そう気付かせてくれた、しぃベルナールに乾杯!!

(だから、わたさんも「長い春の果てに」のクロードとか、そういう役を見たいんだよ。)
(陽タイプが太陽の役を演じると、ぶっちゃけただ熱くてウザイだけだ。(爆)
(しかも、わたさんはその熱さが空回りしてるからなぁ。本当はそういうキャラじゃないと思うから)

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