今日は約三週間ぶりにバイオリンのレッスンに行ってきた。
冬休み前の最後のレッスンの時、
「毎日練習しておくように」 先生はこう仰られた。

だがしかし、元来怠け者の私がそれを守れるはずはない。

そのまま部屋の片隅で眠っていたバイオリン。

レッスン日が近づき、
練習しようと取り出したところ…弦が狂っている(┬┬_┬┬)

ほんの微妙なズレなら自力で調律可能だが、
ここまで来るとどうもしようがない。

ヤバ!!

このままでは、ろくに練習していなかったのがバレバレだ。
っということで、裏技決行(笑) 無事解決。
レッスン前夜に、「一夜漬け」ならぬ「半夜漬け」で楽譜と…否、楽器と格闘する。

いざ、レッスン日。
やはり、思うように弾けない。
譜面も、ポジションも、全て暗譜&暗記してはいるんだけど、肝心の音がね…。
鳴らないのよ。
ギーコギーコ、耳元で鳴り響く不快な雑音に、頭が痛くなってくる。
自分自身が、弾いているのにね。
とてもじゃないが、オスカル様のように甘美なメロディーは奏でられるはずもない!!
「歌うように」
「腕全体を使って」
「楽器を自分の声だと思って」
いや、頭では充分理解してはいるのですが、それを実演できないのですよ…
…それでも。。。
約30分のレッスンが終わる頃には、だいぶんまともなものになってきた。
家に帰る頃には、この感覚を既に忘れてしまっていそうな気もするが…。

やはり人間、努力あるのみだな。

先生の仰るとおり、毎日少しずつでも努力を積み重ねることが、やがて実を結ぶことになるのでしょうね。

それは分かっています。(でも、つい怠けがちになってしまう)

世の中には、当然「不可能」なことも存在すると私は考えているが、
「不可能」より「可能」の可能性のほうが、
何十倍も、何千倍も世界には広がっているのではないだろうか?

と偉そうなことをのたまってみても、所詮私は根性のない人間である(笑)
そんな私の小さい宇宙から見ると、宝塚の生徒さんって、本当に強いなって思う。
公演が終わったと思ったら、もう次のお稽古。
早朝から深夜まで本当に息もつく暇もないよね。
本当にね、「生きる強さ」というか、その頑張りがね、私みたいな素人には到底真似できないなって。
そして、その「強さ」「頑張り」=努力なのだと、私は思う。
大好きなこと(舞台)を創り上げる喜び、大好きなことに打ち込める喜び。
生徒さんたちはきっと、「疲労」や「大変さ」より「幸せ」のほうが大きいんだろうな。

今、宝塚大劇場では、「ベルサイユのばら」が上演中である。
宝塚ファンの間では、毎回、何かと役替わりが話題になるベルばら。
公演とお稽古の並行、役替わりする側も大変だと思うけど、それを受ける側も、やっぱり大変だと思う。
それでも、連日素晴らしい舞台を見せてくれている出演者たち。
全力投球、全身全霊で毎日を「強く生きている」から、
だから、舞台の上でも、そして、素顔もいつでも素敵に輝いて見えるんだろうな。
いや、輝いて見えるんじゃない。
一人一人、本当にキラキラと眩しいほど輝いているから。

私も、そんな素敵な人間になりたい。
…そう思ってはみても、やはり毎日のほりのほりと生きている私であった(笑)

(でも、マヂでバイオリンの試験がやばい。)
(一年じゃ基礎の基礎ぐらいしか上達はしないよな)
(でも、まだ日にちは残されているから、今日からは毎日練習しよう!>守れるのか?お前)
(オスカル様のように甘美なメロディーを奏でるのが夢だったのに…)

コメント

nophoto
2006年1月12日18:23

ジェンヌさんたちの日々の努力の賜物にあやかって、紫音ちゃんもバイオリンのレッスンに励むのよ★☆★

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