前回、雪新公『エリザベート』の、
全体的な感想は書いたので、
今回は、コマトート閣下様について、熱く、熱く笑、語って参りたいと思います。

私、あんなに能動的なトート閣下様、初めて廻り逢いましたよ?

何ていうんだろう?
言葉で表現するのは難しいんだけれども、

本当に、『能動的』って表現が、一番しっくりくると思います。

                   
誠実であるいは紳士的な一路トート閣下風でもなく、

エロスただ漏れの麻路トート閣下風でもなく、

性急で攻撃的な姿月トート閣下風でもなく、

人間的な感情の高ぶり方がとても魅力的なサエトート閣下風でもなく、

冷たく地を這うような水トート閣下風でもなく、


                        
(↑ ぃや、全て私の勝手なる偏見ですので、ご容赦願います。)

コマが生み出した、コマだけのトート閣下様がそこの居た、みたいな(!)

                          
何ていうんだろう?
熱いんだけれども、かといって、人間的な感情の高ぶりでないというか、
かといって、死神的なものでもなく、何かこう、不思議な熱を発している感じ?謎

宙加減というか、
人間という存在と、死神という存在の、良い具合の狭間、バランス加減で、
コマならではの魅力的なトート閣下像を生み出し、創り上げてきているな、という感触。

何ていうんだろう?

死神とは、死神でしか在りえない存在で、
ある意味、
神秘的とはいえども、その実、とても孤独な職業?だとも思うのね。

だって、永遠に生き永らえる命。
青い血を流す傷口。

たとえ、あたたかさに触れようとも、触れることのできない、その魂。

交わりたくとも、交わることのできない、その宿命。

私の大好きなサエトート閣下様は、人間に恋してしまったように見えた。
感情が、とても人間的で、
その繊細な表現と、妖しいまでの孤高の美しさに、魂吸い込まれそうになった。

今回の、コマトート閣下様は、
人間に恋してしまったようで、実は、それは、恋ではなく、恋と似たようなもので。

何ていうんだろう?

人間という存在に、憧れを抱いているようで。
シシィという、崇高な魂と強い生命力を持った一人の女の子に、
その琴線に触れた瞬間、自らの持つ孤独と負の部分に気づいてしまったような…

愛している〜というより、
シシィという、自分自身の鏡を通じて、自分自身の姿を映し出しているみたいな。

ナルシスティックといってしまえば、
それまでだけど、そんな軽々しいものなどでは、決してなく、
私は、寧ろそこに、コマトート閣下様の力強い個性を感じた。

何かね、魂揺すぶられるのよ。
だってね、コマトート閣下様の射と魂から発される熱を感じて。
ぐいぐい引き込まれていく。

シシィもきっと、そんな感じだったんじゃないかって。

姿は見えない。
だけど、姿は見えないが確実にそこに在るもの-トート閣下の存在-に、
ぐいぐいと引っ張っていかれるようなその感覚。

それはまるで、巨大なブラックホールのような。

抵抗したくても、抵抗しきれない。
寧ろ、逆に、自分から、それを求めて吸い込まれていっていたり。
無意識の内に、購えないその引力。

それって、引っ張っていくほうも、吸い寄せられていくほうも、
想像以上に、絶大なパワーを要すると思う。

それこそ、本来の自分の力以上に、巨大な頑固さで立ち向かわないと、
役に負けてしまうと思う。

それで、コマトート閣下様は、凄いと感動を受けた。

なぜなら、
本役のコピーをすることは、簡単だけれども、
敢えてそれをせずに、
自らの生命力で、役に立ち向かっていったように、私の瞳には、映ったから。

オスカル様でもそうだったんだけれどもね。

本役ファンからすると、
それがどう映るのか、私には分からないけれども、とりあえず、私はコマが好きだ笑

今はまだ、
コマトート閣下様の全てを、言葉で上手く表現できないから、
また、何かが降臨してきたら、

新公含め、舞台『エリザベート』に於ける主人公トート閣下の魅力とは、
如何なるものや?ということを、語ってみたいなと思います。

…って、その前に、本公話もまだしていないし、
というか、星公演の話も、まだ実は、終わっていないんだけれども爆

6月は超絶忙しいので、また冬眠していたらごめんなさいね。

ま、マイペースに続けていくことにいたしましょう。
昨日、
月全ツ初日観劇後、その足で、宝塚へと向かった私。

何故って?>ルキーニ風に笑

コマ!コマ!!コマッ!!!!!(大声張り上げる)

私、実は、沙央くらまちゃんLOVEでもあるんですよ?笑
新公オスカル様で、魂揺すぶられて、
(>オスカル様で泣けるなんて、生まれて初めての経験だったよ)
同じく、その新公トークショーで、
司会者も唖然の熱血暴走キャラぶりに、さららさんを重ね合わせ笑

全ツでは、無理言って、出待ちまでさせてもらっちゃいましたからね。
>自慢するな

そんなコマが、
主演として、黄泉の国の帝王トート閣下様を演じるとなると、
こりゃーもう、駆けつけないと!

とかいいつつ、当日までチケット手元になかったんですが^^;
何と、サバキで、一階前方列センター席をGET!!!

ありえない幸運です。

ああ、私、コマちゃんに愛されているんだわ(ハート)(馬鹿言え!)

そんなこんなで、
神から授かりし幸運を胸に、運良く客席から見守れた生の新公エリザ。

めっちゃ、良かったーーーーーーっつ!!!!

コマ閣下様、熱くて最高!!!
サエ閣下寄りの人間的で能動的な死神様で,
もんすごい好みでした笑

キャーーー今、見つめられたーーーーー>< (と幸せな思い込み爆)

もう、コマちゃんの芸風、好きだわ。
めちゃめちゃフィーリングが合うというか、
私の持つ魂と感受性を、盛大にぐらぐらと揺すぶられる感じ。

さゆちゃんも頑張ってた。
すごい生命力、生きるエネルギーに満ち溢れたシシィだなって思ったよ。
鏡の間の白ドレスにも、思ってたより負けてなかった。

ルキーニせしるが大健闘。

アナーキストそのもので、男っぽくて、
なんだか、ルキーニという存在を、心から楽しんでいるように見えた。
狂気とリアルのバランス加減が、めっちゃ良かったよ。

その役創り方、私、キムちゃんルキーニよりタイプかも★☆(他意はない)

フランツなぎちゃん。
若い時代?はちょっとキョドッて見えたけど、(緊張ぶりが伝わってきた笑)
ママのいいなり風というか笑 でも、逆になんだか可愛いな笑

年とってからのほうが、逆に落ち着いて、様になっているように見えた。
♪夜のボート♪のあたり、すっごく良かったよ。

大小ルドは、二人とも綺麗で、舞台に映えてました。

大ルドきんぐ、閣下より大きかったけど笑
小ルド詩風翠ちゃん。娘役さん?って勘違いしたほど、
お人形さんのようなお顔立ち。ソプラノ声が綺麗に響いていた。

革命家たち。
祐輝千寿くん香綾しずるくん冴輝ちはやちゃん。
こちらも、本役さんたちより熱い役創りで、さらほく思い出しちゃいました。

あと、なんといっても、マダムヴォルフちとせちゃん!
場を圧倒する華と歌唱力と存在感。強烈なインパクトを与えていました。

ゾフィーかおりちゃんは、頑張ってたけど、
本来、シシィやってもおかしくない人だからな。
少し、良い意味で、汚くなりきれなかったのかな〜という感じ。

というか、私、かおりちゃんのエリザベート、観てみたかったなー(未練)
コマと同期カップルで大歓迎だったのに。

と、まぁ、軽くそんな感じでしょうか。

ぁ、最後、コマちゃんの挨拶にもらい泣きしちゃいましたーーー><
私、やっぱりコマちゃん愛しいです笑
芸風や、芝居や役に対する感性と閃きが、超自分好み。

ぁぁ、あとこれで、素顔もタイプなら、恐いものなしなんだけどなぁ笑
でも、コマ閣下様のビジュアルは、これまた超自分好みで、
危うく、うっとりとそのまま、コマ閣下様に付いて、
黄泉の国まで一緒に連れて行ってもらいそうになってしまいました汗

ただでさえ、新公は、生で観るのが貴重な公演なのに、
エリザ新公においては、この先、映像でもなかなか観れる機会はないだろうし、本当に、本当に、宝塚大劇場の客席から、生で見守ることができた私は、幸せ者です。

というわけで。
ひとまず。

コマちゃん、新公主演おめでとう! & そして、お疲れさま。

東京の新公も楽しみですね♪(観れないけど)

そして、この新公を経て、
ますます本公演もノリにノって、盛り上がっていくといいな^0^ノ

雪組の、そして、宝塚の未知なる可能性に、乾杯!!!

…と、
以上、雪エリザ新公の感想、及び、ご報告でありました。
しゅんくんは、丸かった。

最初にハサミを落として、どうなることかとヒヤヒヤしたら、
すすすーーっと踊りながら、下手へとカニカニ移動。
無事、捕獲。

客席も一安心。
…みな、一人息子を見守るママ気分笑

っつか、この新公、
代替わり時なだけに、まだまだみんな幼くて、それがなんだか愛しい笑

ここ最近、真ん中の比較的レベルの高い新公を観ていたので、
非常に新公らしい新公なのが、観ていてとっても新鮮☆
しゅんくん、丸いなぁ笑

彼、頑張っていましたよ。

初ヒロインで、いっぱいいっぱいなしずくちゃんをフォローし、
舞台を盛り上げようと、カバーし、
まぁ、流石のしゅんくんも、初の新公主演なだけに、いっぱいいっぱいな感じもしたけれど笑

声はしっかりしているし、歌も上手なんだけど、まだまだ青いなぁ。

と、そりゃ、較べる対象が瞳子さんだから、
仕方ないっちゃー仕方ないけれど汗

もとい、この作品っつかダグ様、完全に瞳子さんへのあてがきだからなー、
下級生に演じろって言っても、辛い部分があるよね。

ほら、最初の柔軟体操?とか。

もしかすると、
ここ、新公ならではの、スペシャルアドリブとかあるのかなーとか、
思っていなくもなかったんだけれど、本公そのまんまでした笑

瞳子さんがやると、(ご本人のキャラもあって)盛り上り受けるけど、
しゅんくんが同じこと、やっても、そりゃー滑るわな。

いっそ、その体の柔軟性を活かして、
瞳子さんとは逆に攻めちゃったら?とか、思ったんですけれど笑
あ、そりゃダメか。何の皮肉か、みたいなことになっちゃうよね大爆

それにしても、
オープニングの童謡ソングは、しゅんくんの歌唱力をもってしても、
グダグダな感じで、瞳子さんの凄さを改めて思い知らされる新公でございましたとさ。

ぁ、でも、しゅんくん、本当に可愛かったです。

特に、最後の、ベソかきながらの御挨拶、
めっちゃ、かわいかったーーーーーーーーーーー≧≦

何か、初めてのおつかいで迷子になっちゃって、
おまわりさんに赤ちゃん言葉で質問されて、
必死におちゃべりする三才の坊や、みたい笑 (どういう表現だ)

 『瞳子さんとあすかさんのお披露目公演の場に立ち会うことができて、嬉しいです。』

 『この役が決まったとき、瞳子さんから、
 「一緒につくっていこうね。」と言われて、それを励みに頑張りました。』


とか、瞳子ファンとしても、嬉しいことを言ってくれて、感無量。
新公ってやっぱり、良いものだなぁ。

これからの、ますますの成長を楽しみにしています^0^ノ
今更ながら、
星新公『シークレット・ハンター』のお話。
というか、マックスくんのお話。

新公では、マックスが憎たらしいキャラになっていた爆
って、別に言葉に棘はないのだけれども。

うみちゃんは頑張ってるのよ。ギラギラに熱くキザりつけているのよ。

でも、なんか嘘っぽい。
っつか、なんか、そのナルシストぶりが、妙にムカツク笑

って、だからこれ、
うみちゃんに向けての非難の台詞じゃないのよ。

新公マックスというキャラに向けて、だから。

この新公観て、
涼みんの得がたい魅力を再認識した。

結構、控え目に見えて、
涼みんってやっぱり、"スターさん"なんだなと、華があるんだなと。
この人の、何が凄いって、

自然に、生まれながらの白馬の王子さま。

おぼっちゃま役が、
あそこまでイヤミなく、自然に映える人を、私は、他には知らない。
…っちゅーぐらい、自然に、生まれながらの白馬の王子さま。

ジョニーといい、ヘンリーといい、マクニールといい、
普通の人が演ったら、こっ恥ずかしくなるようなお坊ちゃまキャラ。

何で、あんなに涼みんには似合うんだろう?>聞かれても

新公うみちゃんは、悪役にしか見えませんでした笑
 
…だって、眼つきが恐いんだもん!!!笑

ニセモノっぽくて、ギラギラしてて、
とてもじゃないが、良家のお坊ちゃまには見えない汗

ってか、マヂで、何かを企んでいるように見える…。>何を?

純粋に、
プリンセスを守り、助けようとしているようには、見えない爆

忠義心、というより、何か、別の目的がありそうな。

たとえば、
無事、プリンセスがパラス・アテナ国の女王になった暁の、
報酬狙いとか。

何か、腹が黒いように見えるんだよなー。

それは、うみちゃんだけの責任でなく、
意外と、マックスというキャラの意図を完璧に捉え、的確に演じきることのできる人は、限られているんじゃないだろうか、と思った。

というより、
自然に、生まれながらの白馬の王子さま。な男役は、
そう、居ないんじゃないかと。

かっしーとか、それっぽいけど、
でも、かっしーは、もっと黒寄りというか、爽やかさんではないからな笑

そう思うと、余計に、涼みんの存在が貴重に思えてきた新公の夜。

あ、うみちゃんの張り切りぶりというか、
キザリぶりは、星組熱を感じて、めちゃ愛しかったんですけどね笑

もしかすると、うみちゃんが男爵を演っても、面白かったかもしれないなー。
 「ねぇ、男爵を、もしねったんが演ったら、絶対、面白いことになったよね?」

 「うんうん!絶対、ドロドロねっちょりになったよ!!!」

 「ジェニファーじゃなく、ダグを執拗に追い続ける男爵。」

 「乙女なダグ」

 「うっわーーーーー、マヂ、観てみたかった!!!!!」 


………

星公演中に繰り広げられた私たちの会話笑

マヂ、ねったん男爵さま、観てみたかったです。
ねったんといえば、ヘス。
ヘスといえば、筋金入りの変態ストーカー。(変態って…爆)

ねったんなら、きっと、
オーバーなぐらい、ナルシスティックに、濃くギラギラねっちょりと、
男爵を演ってくれたんだろーなー。(妄想中)

ジェニファーを追っているように見えて、
実は、ダグを執拗に追い続けている男爵、の図。

      
ああ、最高!!(妄想ドリーム中)(うっとり)(ハァハァ)
            

そう思ったのも、こう思ったのも、何でかって、
しぃちゃん男爵さまが、あまりに爽やかさんすぎるからなんだよなー^^;

っつか、しぃちゃんは、やっぱりスーツ姿のほうが似合うと思う…。
あんまり、こーゆー勘違い暴走コスプレキャラ、みたいなのは似合わないよなー。
健全すぎて、笑える…。

しぃちゃんが、懐からジェニファーの写真を取り出して、
『美しい…』と、
恍惚した表情でうっとりと、舌を巻くその様は、あまりに恥ずかしすぎて、

私、毎回、客席で笑いを抑えるのに必死でしたもん爆(失礼)

           
…しぃちゃん、似合わない!!!(大爆笑)

            
と思っていたら、
新公のジョエルさんは、大層、素敵でございました。

トワラーくん。

おお!いいぞ、いいぞ、その色香。
なんか、こう、引き寄せられるではないか。 

つい、うっかりうっとり。

…ハッ、イケナイ。でも、ああ、君、本役さんより私は好きだ笑 素敵だ。

トワラーくんというと、
何故か、私の中では、ぎんがみちゃんとセットでインプットされていて、
これまで、特に視界に入って来たことはなかったのですが、

良い感じに成長していて、何だか、星ファンとして嬉しくなりました。

私、
しぃちゃんは、できれば、セルジオで観たかったかなぁ。

男爵は、もしかすると、涼みんが演ったとしても、
それはそれで、面白くなっていたっぽいかなーと、色々邪推しつつ、

 
涼しぃのあまりに揃わなすぎるデュエットに、毎回、愛を感じていた紫音でございます。
 

ちなみに、その後、男爵はどうなったのでしょう??

死んではいないよね?
あんなにこだわっていたジェニファーのことは、すっぱり諦めたのかしら??

きっと、今でも、
(本当はそんなに強くないのに)、エセ腕利きの殺し屋として、
実は頼りない黒の手下たちを引き連れて笑、
いろんな貴族の社交場アラシをしていそうで、それはそれで、想像すると笑える。

どなたか、彼の出没現場に遭遇したら、是非、ご一報くださいな。

待ってます笑
そなたは、現か幻か?

櫻の樹の陰から、白塗りの美しい手が現れた瞬間、
私は、息を呑みそうになった。

星組大劇場公演『さくら』のお話。

私は、二回目の観劇にして、既に感じていた。

櫻の中に、瞳子さんを。
瞳子さんの中に、櫻の魂を。

櫻は、魂を宿しているとはよく云われるが、
瞳子さんを、瞳子さんで存りながら、古の櫻の樹の象徴的存在、とも二重に捉えると、
より深く吸い込まれて、幻想的に映えて映ってみえて。

―妖しいまでに美しいお前―

じゃないけれど、

漆黒の闇の中、
月の光を浴びて、静かに浮かび上がる満開の櫻の樹の姿見は、
妖しいまでに美しく、そして、恐ろしいものに満ちている。

『桜の木の下には屍体が埋まっている』

これは、
かの有名な梶井基次郎氏の小説『桜の樹の下には』冒頭の一節ですが、

現在も尚、日本人の心をとらえて離さない櫻の魅力手って、
単に華やかなだけでなくて、ミステリアスな一面も持っていることにあると思うんですよね。

その、反面性。表と裏。

だからこそ、
より、妖しく美しく、人の魂を吸い込んでいくような妖力が秘められているのではないか?

それを、『さくら』の瞳子さんに視た。

ぃや、私が視たのは、私の瞳に映ったのは、
既に、瞳子さんではなく、
櫻の生霊が乗り移り、憑依した、櫻の象徴体、魂の化身だったのかもしれないけれど。

櫻の生霊は、あるいは、人霊をも飲み込んでしまうのかもしれない。

だが、瞳子さんは、自分から妖力を吸い寄せている。
櫻の生霊から血を吸い寄せ、そのインスピレーションと同化し、オーラで人の魂を引き寄せる。

あるいは、これぞ、トップオーラなぞというものなのかもしれない。

無意識の内に、
全ての気が、そこ(瞳子さんの元へ)集中していっているような、不思議な空間の中で、
静と動の織り込みが美しい、フィナーレのさくらボレロ。

私は、だから、櫻が大好きなのだ。

妖しいまでに美しいお前、私は、今宵、そなたに捧げよう。
夕暮れ時、
真っ赤な夕焼けに染まる青い海と、真っ白な砂浜。
若い恋人たちは、思い思いにそれぞれ、静かに幸せなときを過ごしている。

ときが止まったかのように、美しいこの情景が、私はとても好きだ。

たとえ、メイン画面の背景にしか過ぎなくとも、
舞台を彩る、甘い口づけの如く、
私は、その若い恋人たちの素敵な愛の育みを愛で、その初々しさと不器用さを愛す。

どこかに感じるメロドラマ風サイドストーリー。

女の子たちは、誰か、分からない。
(ベニのところには、ころにゃんが可愛がってもらっていたような気がするけど)
でも、皆、それぞれ、甘さがあって、素敵だ。

それより、私には、男の子たちが、たまらなく愛しいのだ。

あかし、ベニ、じゅんな。

それぞれ、皆、素敵すぎる、この面子。

彼らは、というより、彼ら彼女ら、カップルたちは、
ぶっちゃけ、いわゆる舞台の背景的存在にしか過ぎないわけだから、
特に、台詞とか動きとか決まっているわけではないのね。

だから、自由自在に、日々、変化し、楽しそうに、恋人たちとして生きているの。

その中でも、ベニはやっぱりホスト風(笑)
都会から転校してきたハンサムな二枚目男の子って感じで、
涼やかなスマートぶりが、とても微笑ましい。

クラスのアイドル的存在のガールフレンドと一緒に、楽しく、
夕暮れ時のひとときを過ごしてるって感じかな笑。

あかしは、青春って感じ笑
あかしは、あんなにもあかしなのに、ここにきて、少し甘えたちゃん風なのが、
母性本能をくすぐります。

ちょっぴり気の強いガールフレンドと一緒に、
喧嘩もよくするけれど、いつも、最後には仲直り、
いいぐあいにお似合いのカップルって感じで、なんだか、観ていて微笑ましい笑

なんか、ガールフレンドに無理矢理連れてこられて、
最初は少し怒って、ぶっきらぼうに返したりしているんだけど、
二人で砂浜に座って、さりげなくあかしは、貝殻をそっと拾って、
彼女に「ほら!」って渡したりしているの。
そうしたら、喜んで、目をキラキラさせる女の子が、可愛い☆★☆

あと、ガールフレンドに、肩をもんでもらったり笑
あかし、舞台の一番、奥側にいるんだけれども、やっぱり眩しいなぁ♪♪♪

で、で、あかしとくれば、じゅんなさんなわけなのですよ。(なぜに笑)

もう、どうしましょう。
可愛くて、可愛くて、可愛くてたまらない><>< 本当に目が離せません。

だって、なんか、不器用な男の子って感じで笑

一緒に居るのは、幼なじみの彼女。

彼は、彼女のことが好きなんだけれども、
照れて、なかなかストレートに想いを伝えられないの。
でも、頑張って、勇気を出して、告白して。

ゃ、告白はまだかな。
でも、『今度、一緒に、夕焼けを見に砂浜に行こうよ』って、
きっと誘ったんだよ。

で、彼女が『いいよ!』って。だから、今日、こうして来たの。

なんだけどさ、
彼ったら、実はめっちゃ緊張しちゃっててさ笑
彼女の前でちょっとおどけてみせたり、靴下を自慢して見せたり笑、
照れ隠しに、色々やっちゃってて、
もう、じゅんなさんったら、可愛い可愛い可愛い。(>本当にもうそればっか笑)

……

『ほら、あそこに南十字星が輝いているよ!』

『え、どれ??どこ???』

『ほら、あそこ!』
(⇒と、空を指差す)

『本当だ!綺麗だね。』

『ああ。』

……

とか言って、その勢いで、彼女の手をぎゅっと握っちゃったり。
でも、きっと、心臓はバクバクいってるんだよ?笑

ああ、恋に不慣れな男の子って感じで、本当に可愛いんだから〜〜♪(愛は盲目)

いつも、彼らを観ている内に、
気づけば、ダグ様が花道まで出てきていました笑 (…って、ぉい!)

だ、だってさ!!!!(おどおど)(言い訳)

ダグ様とセルジオは、絶対、映像に残るけど、彼らは"今"しか映らないじゃない。
だから、この瞳に全てを焼きつけるのよ!
と、オペラグラス片手に、カリブの恋人たちをリサーチし続けたシークレット・ハンター。

物語は、まだまだ続くのであった…。
…この島だけは、来たくなかった。

これって、ダゴベールの本音だと思う。
最初、聞いたとき、
「なら、行かなきゃいいじゃん!?」って思わず突っ込みかけたんだけど、

ぃや、待って。
今なら、私、ダゴベールのこの言葉の本意、分かるような気がする。

ダグにとって、この島は、
たくさんの想い出…それも、楽しさより辛い出来事のほうが、
今も胸に傷痕となって残る、そんな場所。

それでも、彼にとっては、たった一つの居場所。心の故郷。

できることなら、思い出したくない。
過去から逃れるように、今をこうして生きて。

でも、彼にとっては、宝物の場所でもあるんだ。
宝物の居所。
ダゴベールのいう男の、全ての始まりの場所、全ての原点。

その先には、夕陽に照らし出される、どこまでも広い空と銀の海が。

ダグは、彼女に見せたかったと思うんだ。
自分という人間を。自分が生まれ育った、このカリブの島を。

彼女の前では、弱さも曝け出せる。

ありのままの自分、という存在を、素直に曝け出せる。

                
どうして?
なぜなら、彼は、ジェニファーという一人の女の子に魅入られているから。

ちょっぴり気が強くて、でも、本当は、ちょっぴり繊細で、
明るさの中にも、どこか陰を秘めているから。
ダグは、ジェニファーに、どこか自分と似たようなものを感じたのかな?

ダグは、ジェニファーを、とある場所へ連れて行く。

そこは、要塞の上の朽ちた礼拝堂。
幼きダグの秘密の隠れ家。
たくさんな想い出が詰まった、ダグにとっては、大切な場所。

ダグは、静かに語りだす。
少年時代の、暗く陰の差した記憶と、沈みゆく太陽を。

でも、彼が伝えたかったのは、黒、だけじゃない。

そこにキラキラ輝く夢の名残と、
確かに視た、夢の宝石と。


『ダグ。これだけは忘れるな。
   人が天から心を授かったのは、人を愛するためだ。』


                         
父が、愛する幼い息子に遺した、最期の言葉。
ぃや、遺した、じゃない、父が、愛する息子に託した、命の真実。

それを、ダグは、ジェニファーに伝えたかったんじゃないかと思う。

だから、あの島へ。だから、この島へ。

自分が生まれ育ったこの地に。
ジェニファーに、だけでなく、
ダグ自身が、自分自身と今一度、真正面から向き合うために。

勇気を出して、踏み入れたんじゃないかって。

でも、それはきっと、ダグ一人じゃできなかった。
その勇気を出せたのは、きっと、ジェニファーと回り逢ったから。
ジェニファーの存在が、勇気を与えてくれたから。

そう考えると、
冒頭の『…この島だけは、来たくなかった。』も、分かる気がするんだ。

きっと、その言葉以上に、深い意味が込められていると思うから。

今だから、感じる。
そんなことって、やっぱりあるんだね。
皆さんは、霧真というジェンヌを覚えているだろうか?
V系ばりのツンした頭に、
V系ばりのハードメイク、派手な目鼻立ち。

未だ、霧真は健在だ。

今回、何故か(ん?何故か?)、天霧真世がやたら目立っている。

此処、乙女の花園で、
トワラーといえば、当然(ん?当然?)、どいちゃんのことだが、
霧真といえば、天霧真世と、余が世間に広めたいぐらいだ。

本当に、面白いから。(面白いなんて言い方、失礼だとは百も承知。)

いっつも、思う。
なんで、いっつも、ヘアースタイル、同じなんだろうか?
ャ、あれがもしかして、彼の超一流の究極のこだわり方、なのかもしれない。

口で説明するのも、難しいんだけど、
たとえるなら、ゲゲゲの鬼太郎の髪型を、ビシーっとハードスプレーで固めて、
キンキン真っ金髪にしたような。

どこからどうみても、立派なV系バンドのベーシスト風。

ナチュラルにカリブの男、というより、カリブの世界に紛れ込んだ現世のV系ベーシスト笑
どこからどうみても、靴磨きの男、には見えないよ笑

そんな彼は、叫ぶ。「カリビアン ビオーレ!!!!」(…みたいな言葉。)(超適当。)

その声が結構男前で、ちょっと惚れる。
男前なんだけど、ちょっと、女の子っぽいところにも、また惚れる笑

…というか、霧真、やっぱり良いなぁ。(←実は、紫音的結構お気に入りの男役らしい。)

でも、カーニバルのシーンで、

しぃちゃん男爵と対になって、スポット浴びつつ、華やかにセリ下がりしてくるのを、最初、初めて観たときは、ぶっちゃけ、驚いて目の玉飛び出るほど、びっくりしたけれど大爆

      
ぇ?良いんですかぃ??みたいな。
結構、私的には、青天の霹靂並な衝撃的なできごと笑

ある意味、霧真的には、最大級のビッグウェーブなんだろうな、と、
他人事ながら、祝辞の一つや二つ、
贈りたくなる。

…ってか、海賊に扮しても尚、
頑なに、こだわりのヘアースタイルを身で守り続ける霧真的アピールに、乾杯!(完敗)

でも、最後まで、何ゆえ彼が、しぃちゃんと対等にセリ下がりだったのか、いまいち謎のままだったんですが汗

そんなこんなで、
紫音的霧真的伝説は、今尚、続いているわけなのである。
じゃんじゃん。
ところで、
クリスはいつから、マックスの御伴をしているのだろう?

題して、マックスとクリスの愛の物語笑

  
ねぇ、だって、あの二人の深い仲は、こだまっち公認のモノだそうですわよ、オホホ♪♪

    
と、それは、まぁ、
とある、某涼茶と某紫茶に参加した、リアル友に聞いた話なんだが笑、
でも、あの二人、普通に素敵よね?笑

公私の公、部分しか、本編では見せていないけれども、
是非とも、私は、公私の私、の部を、願わくば観てみたいと、候。

だって、気になるぢゃん!?

あの二人、どこまで、親密な仲なのか…(意味深な含み笑い。)

絶対、マックスはクリスのこと、攻めていると思うよ。
…カーテンにおおわれたベッドの中で爆

いい年した男二人の、妖しくも美しい…Non!イケナイ淫らな夜の戯れ。(ヲイ!)

どうにもかくにも、
紫ちゃんが、あんなに乙女な桜色スーツなのが、イケナイのだと思う。

といっても、かといって、
二人が、ダークでシックな黒スーツ姿でも、
それはそれで、きっとヤヴァイものがあるような気もするのだけども。

で、なんとなく、二人を見ているとオスカルとアンドレを思い出す。(何故に?)
ぁ、オスカルがトヨコで、アンドレがユカリね。

何故に? ぃや、本当に何となく、なんだけども。

セルジオの前でも、
普通にイチャイチャしてそうなマックスとクリスが愛しい笑

というか、
公の場で、イチャイチャLOVE×2ぶりをアピールしようとなすりつくも、
マックスに知らん顔されてクールにあしらわれるクリス、の図に萌え笑

そんなことを想像(妄想)しながら、舞台を観るのも、また、愉しい今日この頃。

そんな私は、かなりヤバイ人なのかもしれないね。
 
 私的キンさん見所は、
 先ず、船上パーティーの場面から、幕を開ける。

 社交ダンス。

 優雅にデュエットする、
 ニコラス@にしきさんとフェリシア@ユズミさんという、
 超美麗カップルが、会場に華を添えている一方で、

 (←、このお二人、親戚は親戚だけれども、ライバル関係ではないのか?というツッコミはこの際なしで。)

 何より、ひたすら招待客の目を引く鮮やかな真っ赤イブニングドレスと宝石を身にまとった謎の美女、実はプリンセス@あすか嬢を華麗にエスコートする小柄な、でも、大きな瞳が綺麗な美青年瞳子ダグさま、二人の舞いが、会場中を圧巻させている中で、
 
 ライバル心むき出しに、 
 負けじとほっぺまん丸の年下の美少年の手をとり、
 強引に、少年のココロお構いなしに、ダグさまジェニファーコンビと張り合おうとするイサベラ、の図が、たまらなく観る者の目を、愉しませてくれるのだ。

 よく考えたら(なくても)、
 この二人の組合せっていうのが、そもそもおかしいんだけれどもね。

 ぁ、でも、
 親戚関係にあたるのだろうから、別に、間違ってはいないのかもしれないけれど。
 でも…、ある種、ライバルだよね!?

 キンさんの強引すぎるエスコートに、
 たじたじしながらも、男らしくリードしようと頑張ってはみるものの、
 結局は、尻に敷かれてしまうアルバート、の図が、
 何ともいじらしくて、可愛らしい。

 だって、アルバートくんのほうが、貴婦人より小さいし爆

           
 ちなみに、この場面、
 真風涼帆くんや直樹じゅんくん、朝都まおくんあたりにも、
 素敵すぎて、目が離せなかったんですが笑

 そして、キンさん的次の見所が、
 ラスト付近のパラス・アテナ国場面となるわけなのですが。

      
 そもそも、キンさんのお腹から、涼みんとあすか嬢が生まれるってのが、何か、想像できないよね(大爆)

        
 って、失礼すぎるにも、程があるって感じでございますが^^;

 お父さん=マックス、ジェニファーの亡きパパって、どれだけ美形な方だったのかな???

            
 ユズミ姉さんから、ことことが生まれるってのは、
 なんか、めっちゃ納得できるんですが笑

 幼いマックス&ジェニファーが、
 イサベラの膝元で、ママ〜ママ〜♪と甘えている姿を想像すると、
 なんだか、可愛らしい★☆★

 良賢良母っぽいですものね〜イサベラさん。

 ダゴベールのお母さん@英真なおきとは、上手くやっていけるのかしら?笑

 夫を失くした者同士、
 近親感が生まれて、意外と仲良くやっていけるのかもしれませんよね。
 
 母の愛や、強し。

 そして、恐らく、お二人は、
 ダゴベールとジェニファーの間に、間もなく生まれた赤子に、
 お二人にとっての初孫に、夢中になって、取り合いみたくなるのでしょう笑

 めっちゃ、可愛がりそうだよなーーーy

 思わず、そんなサイドストーリーまで頭の中で展開してしまって、
 微笑ましくなってしまった紫音なのでございました。

 キンさん、素敵だぁーーーーーー。(締めがそれか!?)
 綺麗な男役と娘役だけじゃ、宝塚の舞台は成り立たないと思う。
 
 いわゆるいぶし銀、
 決して、宝塚的美人ではないけれど、舞台の奥まで味を染み渡らせる、おでんのような娘役がいたって、良いと思う。

 月組でいう、すえこはんとか。
 これまた、月組でいう、まよちくりんとか。
 月組ばっかりなのは、別に気にしないで。私的たまたまなんだから。

 そんな中、
 星組においては、長らく、しのぶさんとこの方が、時代をリードしていた。

 この方?

 そう、それは言うまでもなく、

 星組の誇る最強の娘役、キンさんのことであーる。

        
 この人は、本当に面白いキャラをされている。
 その顔芸と来たら、
 宝塚の娘役陣誰もが、彼女に敵う者は、いないのではあるまいか?

 ぃや、もしかすると、
 エレナ嬢@星風なら、キンさんに対峙できるかもしれないが。(爆)


          
 とにかく濃い。
 汚れてナンボ、いや、まったく厭味でも、変な意味でもなくて。

 寧ろ、私的に最大級の誉め言葉。

 綺麗なだけじゃ、舞台は成り立たない。
 リアリティを少し含ませることによって、初めてそこに面白みが増すのだ。

                           
 …と、なにやら前置きが長くなってしまったが汗

                            
 今公演、
 キンさんは、出演者の中で、唯一、鼠’sの餌食にされるタカラジェンヌである。

 三人官女、
 キンさん、ももさり、ひかる。
 (←ここに、エレナ嬢がいないのが、何とも不思議であるが苦笑)

 だけに留まらず、
 五月人形陣、雛人形陣、仏蘭西人形陣、おもちゃの兵隊陣、
 何とも、星組的濃いメンバー総出状態の中で、

 誰にも相手にされず、
 一人、泥をかぶるキンさんの絶叫姿(実際に声はないが笑)は、

 かなりの衝撃であり、
 下手すれば、この場面、裏番組的超オススメ見所ポイント、
 とも、なりえるのではあるまいか?

 しかも、彼女、助けを求めるどころか、
  
        
 ご自分の顔で、敵を威嚇射撃しているし(大爆笑)

              
 だって、あの濃い鼠’sたちが、恐れをなして、逃げていくぐらいなんだもん、
 どれだけキンさんの顔、強烈なんだ!?笑

 そんなキンさん、お芝居でも密かに大活躍なのである。

 というわけで、何かキンさん話は、-其の二-へと続く。 
 初日、観たときは、全く気にしていなかった。
 普通に、下級生ちゃんたちが、やらされているのかと思った。

 でも、次に観たとき、何かの異変を感じた。

 濃い。

 …濃すぎる。

 これ、絶対、下級生ちゃんたちぢゃない!!!

 予感は当たった。

 ついにある日、見えてしまったのよ。。。…英真くみちょの顔が!!!

    
 うわっ!
 我らが星組のくみちょ、流石、伊達に星組のくみちょぢゃねぇ!!!
 からだ、張ってるよーーーすげーーよーーーー。

 英真さんの声で、
 脂ギッシュなCHUCHU♪声が聞こえてきたときの、あの衝 撃といったら…この人、只者ぢゃねぇ!!!

      
 っつか、鼠’s、濃すぎですから。(爆笑)

            
 英真くみちょにますみさんにみきちぐにUHOにマヨにぎんがみに…なんちゅー強力メンバーなの、これ!!???

        
…面白すぎる。星組、濃すぎて面白すぎる。

                 
 でも、何より、
 一番面白いのは、

 そんな鼠’sに、一人喰われる(餌食にされる)キンさんなのだけれども大爆

       
 …というわけで、次は、星組が誇る最強ベテラン娘役キンさんをピックアップしてみようと思います。
 星『さくら』-節句人形-のお話、其の一。

 ねぇねぇ、そこのお二人、密室の中で、何やってるんすか!?(スリスリ)

         
 関羽と帳飛の禁断の恋。
 密室での愛の絆。

 想像するだけで、ヤバイです。萌えちゃいます!!!

 だって、あのあかしと和が、密室の中で、イチャイチャするってわけでしょ?

 身動き取れないほど、
 狭い押入れの中で、生温かい吐息と互いの温もりを感じながら、
 愛を確かめ合っているわけでしょ??

 観客から、目が見えないことを、いいことに…大爆

              
 あの2人、
 何故か、2人だけ、一つの密室の中に、喜んで自分たちから入っていくんですよね笑

 しかも、
 あの2人だけ、2人なのに、
 何故か、一番小さい押入れが、2人の専用みたいだし。

 っつか、

 ヒゲ姿の、和くんとあかしのコスプレに、超萌える笑

        
 2人とも、似合いすぎです!素敵すぎです!!!
 立派に、諸葛亮孔明のおじさまたちです。

 そんな大の大人、男性二人が、密室の中でイチャイチャしているのかと思えば、
 私はもう、ウハウハせずには居られない。
 しかも、中のことは、中のお2人にしか分からない、禁断の秘密だということに…爆

 しゃべることはできないはずだから、
 ということは、
 互いをつつきあったり、手を絡めてみたり、首元に息を吹きかけてみたり…

 それとも、もっと、ディープなこと???

 ハァ、ハァ、ハァ!!!(悶え)

 しかも、行為の後(←行為って何だよ?爆)、
 2人、何事もなかったかのように、普通の表情で、普通に押入れから出てくるし。

 (>って、そもそも、なにもヤマシイことはありません)
 (>私が勝手に想像して愉しんでいるだけです)

 ああ、素敵だわ。

       
 どっちが受で、どっちが攻めなんでしょう??? 

              
 あかしがあかしなだけに、あかしが攻めな気もするが、
 いっそのこと、あかしが姫で、和くんがあかしをチョコンと突付く…みたいな、
 関係バランスにも、トキメクなぁ^−^

 いっそ、2人とも、姫で如何っすかーーーーーーー???(誰に聞いてる)

 2人とも、恥らっている、みたいな爆

 キャー≧≦ 素敵ぃ!!!!!!!!!!!!!(頬赤く染め)

 誰か、あの2人が密室の中で、何をヤっているのか、私に教えてください><

 関羽人形と帳飛人形の二人きりの密室での愛の同期の絆、
 素敵です。
 桃太郎。

 桃太郎すずみんが愛しい。

 できることなら、
 私、お持ち帰りしたいです。
 ゃ、それを言うなら、節句人形陣、丸ごと全員、お持ち帰りしたいけど爆

 それは、おいおい書くとして。

 初日観たとき、桃太郎すずみんが、日本一の旗持って登場した瞬間、
 思わず、噴出してしまいました。

 ちょ…ちょ… 、

 ねぇ、すずみん、何で貴女、そんなに可愛いの???(爆笑)

 物凄い、良い笑顔なんです。
 細い目が更に細く、口はニーっと、桃太郎オーラ全開!!!

 そこに、イヌやサルやキジが居ないのが、何とも少し、不思議なぐらい(笑)

 (ちなみに、桃太郎を82期生で上演するなら、イヌにらんとむ、サルにさららん、キジにそうくんあたりはどうでしょう?)

 と冗談はさておき謎、

 なぜ、なぜゆえに、すずみんは桃太郎キャラなのでしょう???

 ゃ、だって、
 舞台に出るのは、別に、桃太郎ぢゃなくてもいいわけぢゃん!?

 わざわざ、
 (一応)路線星組スターの一人である、すずみんに、
 可愛い桃太郎役をふった、谷先生の意図が、物凄く気になって仕方ありません爆

 というか、

 閉じ込められた空間の中でも、ひたすら桃太郎スマイルのすずみんの姿を想像すると、かなり笑えます。受けます。

        
 だって、あのすずみんなら、やりかねないよね。
 たとえ、観客の目に触れないところでも、なりきるのが、彼のポリシー。
 だって、彼、宝塚スターですから。
 
 ああ、愛しいわ。

 あ、でも、箱に入る直前、
 一瞬、真顔の桃太郎すずみんも、実は見ちゃったんですけどね爆

 でも、たとえ、真顔でも、
 あんなに狭い箱の中で、一年に一度の、飾られる日を心待ちに、桃太郎コスで、出番を待っているすずみんの姿を想像するだけでも、素敵だわ★ 

 ああ、すずみんにキビダンゴあげたいわ。
 口あーんってさせて、食べさせてあげたいわ。

 …というわけで、桃太郎すずみん、最高です大笑 
 瞳子ちゃん、長年の夢叶ってのトップお披露目、本当におめでとうっ!!!

              
 瞳子さんほど、
 ファンだけに留まらず、宝塚を愛する全ての人から、
 待ち望まれて就任したトップスターも珍しいと思う。
 
 それは、心からの祝福の拍手で包まれた、 客席と舞台が一つになった瞬間だった。

 星組大劇場公演『さくら/シークレット・ハンター』初日。
 星組新男役トップ安蘭けい娘役新トップ遠野あすかのお披露目。
 そして、初舞台生たちのお披露目。

 拍手があたたかい。
 拍手がおおきい。

 今、ファンである幸せ。、
 今、ここに居られる幸せ。、
 今、一緒に喜びを分かち合える幸せ。

 ファン歴の短い、こんな私みたいな存在ですら、
 これだけの感動を受けたのだから、
 小さい頃からずっと、傍で応援し、見守り、支えてきた多くのファン、多くの方々にとっては、
 本当に、今日のこの日は、
 言葉では言い表わせようのない、おおきなもので包まれた祝い日なのだろう。

 めでたいづくしの幕開き。
 初舞台生たちの口上&お披露目は、初々しく、若さと夢と希望に満ち溢れている。 
 
 そして、厳かに緞帳が閉じ、緊張という名の静寂に包まれる空間。

 流れ始める、瞳子さんの開演アナウンス。
 鳴り響くあまりにも大きな拍手。
 嗚呼、これを聞いているだけで、熱いものが…….感涙

 チョンパで始まる、華やかなプロローグ。

 そう、この瞬間を、皆、待ち望んでいたのですよ。

 組子全員に見守られて、中央セリから静かに上がってくる瞳子さんのその姿の、見事に麗しいことといったら!!!
 沸き起こる万来の拍手。
 それはまさに、舞台と客席が、一体化した瞬間。

 『さくら』は、正に、満開の桜の如く、
 華やかで、壮麗で、美しく、酔わせられる和モノショーで。
 晴れやかな舞台にピッタリ。

 ああ、めでたや。

 そして、お芝居『シークレット・ハンター』も。
 こだまっちがこだまっちなだけに、危惧していたのも何のその、
 トロピカルコメディって感じで、めっちゃ楽しいよ^0^ノ

 黒塗りのダグ様はとても素敵で、
 あすかちゃんはプリンセス。

 流石は星組面子!!
 皆が皆、キャラが立っていて、楽しいったらおかしいったら。
 明るく罪のないちょっと涙感動ありハッピーストーリなのが、たまらなく良いね!!!

 というか、フィナーレが絶妙でした。
 ソロも、デュエットダンスも、鼻血モノ、感涙モノ≧≦
 瞳子さんファンである幸せを、この瞬間の幸せを、心の底から噛み締められるというか。

 そして、パレード。

 一番最後にトップスターの大きな羽根を背負って大階段を降りてくる瞳子さんの雄姿を、一体、どれだけ多くの人が、待ち望んだことでしょう。

 トップスターになるべきして生まれてきた人だと思った。

 ちいささなんて、関係ない。

 だって、誰よりも輝いているから。

 そう、「夢を叶える」って、素晴らしい!!!!!

★☆★

 『今、夢を見ているようです。でも、夢は見るだけのものではなく、叶えるものなのです。』

 『たとえ、叶えられなくても、その努力はかけがえのないものなのです』
 
 『今、私が背負っている羽根は、ちょっと重いです。でも、その重みと同じぐらい、(夢や皆さんからの愛の)重みを感じています。』


『夢を叶えるために努力しましょう』 初舞台生『はぁーい^0^ノ』 

★☆★

瞳子さんが言うからこそ、言葉の重みがあるというか、現実味があるのだと。

 さぁさ、初日の幕は開いた。
 これから、一ヶ月とちょっと、私も、さくらと共に、狂いざきをすることにしましょう。

 瞳子さくら、バンザイっ!!!!!
 本日は、蜷川実花初監督・話題沸騰の(そうか?)映画『さくらん』の、全国公開日。張り切って、気合を(無駄に)入れて、出掛けて参りました。

 何故って?

 宝塚と全然関係ないって!?

 ノンノン。(シュガーじゃないよ)
 実は、この映画、
 元月組男役月船さららさんの、銀幕デビュー作品でもあるのです♪

 はい、もうお分かりですね。
 映画を定価で観るのって何年ぶりだ笑 (←いつもは千円で鑑賞する奴)

 さららさん逢いたさに、
 わざわざ出掛けて参りましたよ、滋賀まで…ってのは嘘だけど地元の映画館まで。
 ひとりぼっちで爆

 鑑賞前から、ひとり、無駄にドキドキバクバク。
 
 そうして、始まりましたなら、
 
 ちょ…ちょ、さららさんっ!!!(思い切り動揺)

 何?
 いきなり台詞しゃべっちゃいますか??
 いきなりズームアップですか???

 (多分)、主演の土○アンナさんの次に、台詞のたもうります。

 それが、超お姉さま口調爆
 しかも、上目遣いの表情が?、無駄にうちらに挑発的(攻撃的)。
 ぅわわわわ…(動揺しすぎて挙動不審)

 しかも、あの独特の歪み笑い?も健在です笑
 最初から、心臓に悪いです><

 そうしましたら、裸の女たちの入浴シーン@過激な描写?がございまして、
 ここにさららさんがいたらどうしようっ!とかなり本気で焦ったんですが、
 いらっしゃらなくて、思わずホッと胸なでおろし。

 そして、中盤辺りにも、二行ほどの台詞が。
 口に出して云いたいけれど、今はまだ、カミングアウトしたらマズイよね。

 更には、最後のほうにも、トドメの決め台詞みたいなものが。

 なんか、カッコイイです。

 クールに、シュールに、言い放つ、みたいな(!)

 所詮、その他大勢の同僚たちの内の一人、にしか過ぎない役なんですが、
 昼顔さん、その中でも、一番良い役で、目立たせてもらってて?結構(というかかなり)美味しい存在感だったような…
 なんか、一際目立っていて、オーラが華咲いていたような…
                      
 これって、ファン馬鹿でしょうかね!?爆
                         
 その前に、

      
 君、キャラ立ち(立て)すぎだから!!!(大爆笑)

                   
 面白いです。

 泣けます。

 笑えます。

                  
 っつか、ぶっちゃけ、誰よりも昼顔さんが一番お美しいですから!(力説)
                 

 かといって、
 「ハァーン♪」とか「ヤァーン♪」とかされたらヤだけど汗
 でも、ぁ、「あーん♪」はございましたよ☆(←でも、すみれコード的にo.kなんでそれぐらいなら全然大丈夫。)

 それにしても、濡れ場がなくって、良かったです笑
 だって、密かに危惧していたのよ…だから、心底安心いたしました。

 ちなみに、この映画は、
 退団直後に撮影されたものなので、ちょっと男役時代の名残も見受けられたり(!)
 昼顔さんに向けられた、とある台詞に受けました。

 映画の印象としましては、
 ぁぁ、蜷mika Worldの映像版だな、と。(それだけかい!?)

 極彩色の世界観が、艶やかで美しかったですね。

 ただ、未だに観劇するときの癖が抜けず、
 さららさんが映る度、ついついオペラグラスでアップにしたくなる衝動に襲われる自分はいったいどうすれば…?と、思わず苦笑い。

 まぁ、ぶっちゃけ、正直に言うと、
 私は、映像より舞台派なので、さららさん映画御出演を知ったときは、嬉しさより先に戸惑ったというのが本音なんですが、実際に触れて、久々に(スクリーンを通してだけど)さららさんにお会いして、改めて感じたのは、やっぱり私、さららさんのこと、いっとう好きなんだなってこと。
 だから、というのはおかしいけれど、やっぱり、舞台の上のさららさんにお目にかかれる機会が今年もあることを祈りつつ、ぁぁ、実際にお会いしたいなと。
 先の予定は未定、なんですけどもね。
 
 そんなこんなで、さくらん感想でした。
 ちなみに、上演中に、時間があればまた観に行くかも〜〜笑

 皆さんも、機会があれば、是非ご覧になってくださいまし。
 ねぇ、聞いて。

           
 きらりたんが、超超可愛いのっ!!!!!!!!!!!≧≦

            
 花組新人公演『明智小五郎の事件簿』のお話。

 今回、私が花新公に行った目的は、
 まぁくんとめぐむ愛での意図も勿論あったんですが、
 それ以上に、ゃ、それ以上かどうかは分からないですが、

 一重に、すみかちゃん×きらりたん観たさだったという…笑

                 
 可愛い娘役さん、大好物なもので。
 特に、きらりたん、花面子にとことん疎い私が、唯一愛でる娘役ちゃん!
 そんな彼女が二番手娘役さんの役をするとなると、駆けつけざるを得ませんわな。
 もっとも、下級生の役だけれども…爆

 きらりたん、可愛い可愛い可愛いっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!(溶解)

                             
 早苗コス(コスって…汗)、あまりに似合うことといったら…..もうメロメロ笑
 あの衣装を着こなせるなんて、普通じゃできないよね。
 可愛くないと、できないよね。

 で、
 早苗@きらりたんを裸にしてトランクに詰め込む潤ちゃん@めぐむの図に萌えました笑

                          
 特に、最初の誘拐シーンが好き。
 っつか、どうやらあの時点で、早苗は既に早苗ではなく、葉子のようなんだけれども、
 あれ、原作でもそうだっけ?

 確か、原作では、あの時点ではまだ、早苗は早苗だったような…。

 とゆーか、本公でも、新公でも、
 あそこの早苗は、本当の早苗、素顔のお嬢様早苗さんに見えるんですけれど…

 おしとやかで、可憐で、お人形さんのようで…純真無垢で。

 あまりにあそこのきらりたんが可愛すぎて、
 思わずそのままお持ち帰りしたくなったというのは、秘密の花園ですが、
 ぃや〜、たまらんねぇ…

 それいうなら、
 更に下級生にも拘らず、妖艶な夫人に見える…とゆーか、上級生の早苗役きらりたんを手の玉でいいように弄び転がすすみかちゃんも、凄いといえば、凄いんだけど(!)

 で、お人形に惹かれて、まんまと餌に引っかかり、
 後ろから出て来た潤ちゃん@めぐむに薬を嗅がされ、意識を失ったところをトランクに詰め込まれる早苗@きらりの図にトキメキ。
 
 その上、こっそりと優しく毛布をかけてあげる潤ちゃんがね…
 中で、裸で横たわっている早苗ちゃんがね…
 その様子を、実際に頭の中で妄想しているだけで、鼻血モノ。(だから危険です)

 めぐむ×きらりって、良いわぁ♪♪

 そんなきらりたん。
 葉子になったら、何だか、ちょっと別人です。
 ものすごーく現代っ子ていうか、気の強くてわがままっぶりが見事!!!

 そんな彼女も、また可愛い*^0^*

そして、そんなきらりたんの女王様攻めっぷりも、また素敵☆

 黒蜥蜴に振られて、意気消沈としている潤ちゃん@めぐむに、
 葉子きらりたんは、愛の告白をするのね。
 それに溺れる潤ちゃんの図
が…また美味。たまらなくそそられるのよ。

 ああ、美味しかった。

 ある意味、本公より萌えたかも笑

              
 まぁ、ラストのソロには、正直私もぶっこけたけどな!大爆
 
                
 あんな破壊的なのは、久々に聞いたよ笑
 でも、逆に、「あの子誰?」って注目してもらえるから、それはそれで良いのかな?(失礼)

 まぁ、私的には、
 きらりたんが可愛ければ、それだけで充分満足なんだけれども笑

 
 そんなわけで、きらりたん、       
 もっともっと活躍してもらいたい娘役さんです^−^
 まぁくん、君は面白い奴!って思った笑

 花新公『明智小五郎の事件簿』のお話の続き。

 私は、『マラケシュ・紅の墓標』新公は観ていない。
 だから、そのときのまぁくんのことは、雑誌の批評や、ネットで仕入れた情報でしか知らない。

 でも、昔からなぜか、好きだった。

 んで、『MIND TRAVELLER』のとき、
 なんて、可愛いやつだと思った。
 もう、あの、弟キャラぶりに、キラッキラぶりに、めろめろ状態ですよ。
                
 そして、今回の新公。まぁくんにとって、二回目の主演。

 なんか、面白い奴だなって、思った笑

 君、
 なんで、あんなに可愛いの。
 母性本能、くすぐらせるタイプなの?

 突然、キラッキラとトップオーラを輝かせ始めるの。

 びっくりだよ。
 ほんっとーに、もう。

 途中までは、ちょっと緊張しているかな?って風に見えていたの。

 歌も、実力も、比較的安定しているけれど、
 小さくまとまりすぎというか、”大きな華”は感じられない。

 それが、唐突に、輝きを放ち始めるの。

 実力派すみかたんや、色男めぐむたちを差し置いて、
 「主役」としての働きをし始め、オーラを輝かせ始めるの。

 それが、一定したものではなく、飛んだり引っ込んだり、唐突だったりするから、余計におもしろい。

 ぁぁ、まぁくん、素敵!!!

 うむ、こういうのを、スターオーラというのか。
 なんだか、サエちゃんに似たようなものも、感じたよ。
 お日様のようなぬくもりというか、太陽のようなのびのびとした真っ直ぐな光をね。

 このまま、真っ直ぐに成長して欲しいって思った。
 すくすくと、育って欲しいって思った。

 弱肉強食な花組じゃ、生き残るのにきっと必死だと思うけど笑

 最後の挨拶も、可愛かったな。
 普通に、危なげなくまとめているのに、無性に愛しいんだよね。
 なんだか、まぁくん!って感じで笑

 なんとも、ほのぼのとしたご挨拶でございました。

 それにしても…

 おじいさんになったり、松公になったり、なんだか、物凄く楽しそうだったな…変装&声変わり

 本役さんだと、
 何となく、屈辱に耐え切れない開き直りって感じなのに爆、
 (だって、私の中で、寿美礼さんは、孤高のカリスマ鬼畜トップナルシスト様だから笑)

 まぁくんだと、楽しんでいるんだな、みたいな。
 客席もなごんで?、とっても微笑ましかったです。

 君、やるな!

 ってな訳で、次は、きらりんに行こうと思います。はい。
                                             
―もし、罪があるとすれば、それは、私の犯してきた大罪の数々ではなく、兄を愛してしまった罪なのかもしれない―
                 

 それは、美しくも哀しすぎる、物語の終焉。
 あまりにも早すぎた死。
 短い生涯を、艶やかに鮮やかに悪の華を咲かせ、一瞬で、少女の魂と昇華し、散っていった黒蜥蜴。

                         
 そう、艶やかに鮮やかに。美しくも哀しく。
                          

 これ、本公ではなく、新公の黒蜥蜴から受けた私のインスピレーションです。

       
 野々すみ花ちゃん、巧すぎっ!!!

            
 びっくりしました。
 本公の早苗=葉子とは、別人だよ。
 舞台化粧で、ここまで、顔つきまで変わるものなのか!?(疑心暗鬼)

 プロローグ、パッとピンライト浴びた瞬間から、
 銀座の暗黒街の夜の女王、マダム黒蜥蜴サマのお出ましですよ!!!

 なんか、唐突に、「血と砂」の三恵嬢を思い出しましたよ、私。

            
 最初から、すみか黒蜥蜴×めぐむ潤ちゃんって、密度の濃いのなんの。あまりにもヤバすぎて、もう私、メロメロですわよっ!!くらくら酔いが回ってきますわ。

                                        
 そのすみかちゃん、
 もう、酔いも酸いも噛み締めた円熟味溢れる表現力といいますか、
 すごい熟女(…ってヲイッ!)なんだけど、少女らしい瑞々しさに包まれているのね。

 えっと、これ、本当に初ヒロインなんですか!?

 男たちを、侍らさせ、手玉にとっているような感じだったんですけどっ!?

 今回、本公と併せて二回目の観劇だったのですが、
 そうすると、前回、あれだけ納得し難かった「宝塚版・結末」に、少しだけ、理解を示せるようになりました。

 それって、慣れてきたから!?
 それとも、これが、「新公版」だったから!?
 まぁくん明智小五郎に、すみかちゃん黒蜥蜴に、めぐむ潤ちゃんだったから!?
  
 ぃや、恐らく、新公では、完全に黒蜥蜴が主役、黒蜥蜴の一人舞台だったからこそ、濃淡がはっきりして、メリハリついて、昭和という時代を生きた一人の美貌の女賊の人生物語として、観ることができたから、愉しめたのだと思います。(真顔)

 すみかちゃん、巧すぎっ!!!

 っつか、すみか、凄げーーーーーーよ。(驚愕)                                      
 
               
 不覚なことに、
 「お兄ちゃん…」で、泣けました。
 
 本公では、ハッ?って感じだったのに。

 いやぁ〜、持って行かれちゃったね。
 
                     
 …

 …

 それでも、主演のまぁくん、負けてはいなかったのです。

 次号に続く。

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